現在使っているタイヤはシュワルベプロワンTLE(チューブレスイージー)なのですが、フロントは28mm、リアは25mmというイレギュラーな状況になっています。
もともとは25mmを使っていて同じタイミングで購入したものなのですが、フロントだけ「ぷっくり」膨らむ事件があり、急遽交換することに。
その際に、たまたま在庫で25mm幅のタイヤがなかったこともあり、やむなくフロントだけ28mmを選ぶことになったのですが、その時点ではリアタイヤもまだ2000kmも走ってない状況でしたので、そこでタイヤ幅を揃えるためだけに新品交換するのも気が引けたもので、そのまま使い続けてきました。
ぼちぼちリアタイヤについては5000kmを超えたこともあり、交換することにしました。
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■ シュワルベプロワンTLEを交換
1. 5000km走ったタイヤの状況
まずはタイヤの状況です。
さすがに5000km超走っていますので、だいぶ台形になってきています。
スリップサインは、まだ確認はできますがそろそろ怪しいですね。
このタイヤですが、新車に取り付ける為にホイールごとショップに預けていた期間が9ヶ月ほどあるので、走行距離の割には「使用期間」は2年近かったりします。
ライド後は毎回吹き上げて掃除するようにして室内保管していたのですが、劣化も進んできたようなので、交換することにしました。
ただ、ちょっと感心したのがタイヤのサイド面。
過去使ったタイヤでは、一年超使い続けるとサイトがひび割れたりと荒れることが多かったのですが、シュワルベプロワンは優秀ですね。
2. ビットリア ユニバーサル・チューブレスタイヤシーラント
ちなみに私が使っているシーランとは、ビットリアのユニバーサル・チューブレスタイヤシーラント。
現在使っているホイールがカンパニョーロのシャマルウルトラなのですが、カンパ公式の説明書では「アンモニアが使われているシーラントは使わないように」との注意書きがあります。
アンモニアはアルミリムへの攻撃性があるということですので、この辺りは指示に従った方が無難だろうということで、アンモニアフリーのシーラントを使っています。
ただ、以前使っていたマビックのホイールの場合、マビック純正のシーラントはアンモニア使用だったりするので、この辺りの考え方はメーカー毎に違いがあるようで。
アンモニア使用のシーラントは匂いがきつい点はデメリットですが、シーラントが固まるのを防ぐ効果はかなり高い為、パンクを防止する効果は高いんですよね。
例えばアンモニア使用のマビック純正シーラントだと、半年後でもこの状態。
一年くらいなら、液体のまましっかり仕事を続けてくれます。
今回使ったビットリアのシーラントの場合、初回投入後、一年経過時点で追加投入しているのですが、すべて固まっていました。
ばりっばり、ですね。
この辺りはシーラント毎の特性の差が出るので仕方ないです。
アンモニアフリーでも固まりにくいシーラントってあるんですかね?
ホイール側にもカスが付着しています。
爪でこすればそこそこ綺麗にすることはできますが、若干のカスは残ってしまいそうです。
ま、これくらいなら良いかな、と割り切っています。
3. タイヤ交換
ということで、タイヤ交換です。
チューブレスタイヤは、ほんとタイヤ交換が憂鬱ですね・・・。
今回取り付けるタイヤは、フロントに揃えてシュワルベプロワンTLEの28mm。
フロント、リアともに28mmで揃うことになりますので、乗り味がより快適になりそうですね。
シーラントについても、引き続きアンモニアフリーのビットリアを使います。
シャマルウルトラにシュワルベプロワンTLEを取り付ける場合、フロアポンプだけだとビードは上がりませんので、シュワルベのタイヤブースターを使います。
撮影用にホイールを立てていますが、空気を送り込む際にはホイールを寝かせています。
最初は面倒くさがってリムに石鹸水塗らずにやってみたのですが、やはりそれだとビードは上がりませんね・・・。
台所用中性洗剤を薄めてリムとビードの間に塗りたくります。
これでタイヤブースターで一気に空気を送り込むと、問題なくビードは上がりました。
これでまた1年くらいはタイヤ交換せずに楽しめそうです。
(パンクしなければ、ですが・・・)
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