先日納車されたケルビムの Sticky。
ほくほくしながら受け取り、そのまま乗って帰宅したわけですが、「せっかくだし、シェイクダウンも兼ねて尾根幹を走るぞ!」と意気込んでいたのですが。

走り出して30分と経たずにアクシデント発生です。





■ タイヤのケーシングに問題発生でぷっくり「こぶ」が発生


それは突然起きました。

赤信号で停車、信号が青になった際に走り出した瞬間、ごとんごとん!とハンドルに衝撃が伝わってきました。

何か踏みつけたか!?と慌てて左足のビンディングを外して停車、歩道に自転車を移動させようとするのですが、進むたびにごとんごとん!とハンドルが突き上げられます。

パンクでもなさそうだし、こりゃ何事だ?と右足のビンディングも外して自転車を停車、歩道に担ぎ上げて前輪を確認してびっくり。


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何この「こぶ」・・・。


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ここまで美しいこぶ、なかなかありませんよね?

うっすらと記憶にあるのが、タイヤのケーシングに傷が入った際に、そこから空気が抜けてタイヤに「こぶ」ができるというものでしたが、私が過去に見たことがあるのは、もう少し大人しいものでした。

「あー、確かにタイヤにちょっと膨らんでいる場所がある」くらいのもの。

こんなにぷっくり膨らんだこぶは初めてみました。


ここまでこぶが大きいと、フロントフォークの根本にこぶが引っかかってしまい、手押しでバイクを進めることもできません。

勢いをつけて漕げば強引にフォークの根本を通過するのでしょうが、フォークの根本にも傷がつきそうですし、こぶが破裂してしまうでしょう。


さてさて、どうしたものか。


いっそのこと針で刺してしまえば良いという記事を見たような気がするのですが、考えてみるとこのフレーム&タイヤをケルビムに預けたのは昨年の夏。
ショップに組み付け待ちでぶら下げられること半年以上。
確実にシーラントは乾いてカピカピになっていることでしょう。

穴が塞がらかったらアウトだよなー、試しに少し空気抜いてみるか?と、悶々と悩むこと数分。


ぷしゅーっっっ!


少し大きめの音を立てながら、今度はこぶが膨らみ始めるではないですか!!

咄嗟のことで写真に撮ることはできませんでしたが、上の写真の倍近くまでこぶは膨らみ、「ぽすんっ」という音を立てると今度はこぶがしぼんでいきました。


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こぶができていた場所にシワが寄っていますが、ぱっと見たところ大きな穴も空いていません。

タイヤをぐにぐに押してみても、ほとんど空気は抜けていないようで。


おそるおそる走り出し、まっすぐ家に帰ることにします。

本当はシェイクダウンでもうちょい走り回りたかったのですが、ライド中に本格的にケーシングが避けてパンクしたら大変です。

その日はゆっくり無理させないように慎重に走り、帰宅することになりました。


何とか無事家に帰り着くことができたのですが、翌朝起きてみたら見事にタイヤの空気は抜けていました。

いやー、危なかった・・・。


新車でライドしまくりだぜ!と思っていたのですが、早速タイヤ交換しないとですね・・・。

新品のタイヤはストックがないので、別のホイールについているタイヤを外して移植するしかなさそうです。

早く交換しないと、ライドにも行けません・泣

シーラント、残りあったかな・・・?


 




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