改めてスポーツドリンクの成分を比較してみた
今までは特に気にせずに「味」の好き嫌いで気に入ったものを飲んでいましたが、成分面ではどうなんだろうと思った次第です。
いつまでもアミノバイタルウォーターやヴァームウォーターだけで良いのか、と。
成分については大きく分けると「アミノ酸」と「それ以外」に分けられるかと思いますので、それぞれ分けて比較してみたいと思います。
アミノ酸が多く含まれる高機能商品ほど金額が高くなるわけですが、今までは面倒臭がってあまりその効用とか気にせずにいましたので、今回きちんとまとめてみようと思います。
登場していただく製品はこちら。
まずはハイポトニック飲料から。
- アミノバイタルウォーター
- アミノバイタルクエン酸チャージウォーター
- ヴァームウォーター
- イオンドリンク
- パワープロダクションCCDドリンク
- パワープロダクションクエン酸&BCAA
比較用にアイソトニック飲料にも登場していただきます。
アミノバリューはハイポトニックとアイソトニックの丁度分岐点にいますが。
- アミノバリューパウダー
- ポカリスエット
- アクエリアス
今回は、そのうちのアミノ酸以外の成分について比較してみました。
細かいですね・・・。
これ、読む気が失せるってやつですかね。
気になる点を絞ってコメントしていきましょう。
カロリー
これはそもそもの性質上仕方ないのですが、アイソトニック飲料が優位ですね。
アクエリアスよりもポカリスエットの方が高カロリーというのは、今回初めて知りました。
パワープロダクションCCDドリンク(170Kcal)は高カロリーを謳っている通り、ポカリスエット(144Kcal)よりも上ですね。
イオンドリンク(8.7Kcal)なんて、ダイエット層を意識しているような製品だったりするので、カロリー摂取の観点からは全く役に立ってくれません。
コストパフォーマンス
この記事を作成した時点(2018年9月)でのAmazonでの販売価格を参考に、1本500ml分に換算していますが、これはイオンドリンクの圧勝(16円)です。
こんなの見てしまうと、コンビニでスポーツドリンク買うのがバカバカしくなりますね・・・。
あと意外だったのが、ポカリスエットのコスパの悪さでしょうか。
アミノ酸含有量を売りにしているアミノバイタルやヴァームウォーターよりもコスパ悪いです。
確かに街中のスーパーとかでも、アクエリアスは頻繁にセールしていますが、ポカリスエットは安売りの頻度も価格もアクエリアスほどではないですし。
これはブランド力の違いなんですかね?
あと、アミノバイタルウォーターが価格高めになっていますが、これは製品在庫上たまたまかと思います。
普段は500ml用5本入り3箱セットがありますので、それだとヴァームウォーターとほぼ同じようなコスパになります。
タンパク質
今まで気にもしていませんでしたが、モノによっては結構ありますね。
ロングライド後は自宅でホエイプロテインを飲んでいますが、一食分で15g。
それほど負荷が高くなかったりすると、2/3食分と少なくする時もあるのですが、それと比較するとアミノバリューパウダーの「5g」とか、パワープロダクションクエン酸&BCAAの「4g」とかはすごいですね。
その分ちょい高めではありますが、この含有量を考えると納得ではあります。
マグネシウム
最近までマグネシウムとか、全く気にしていませんでした。
どこぞのブログ記事で「マグネシウムって大切だよー」と教えてもらって気づいた次第です。
ヴァームウォーター(6mg)が優秀ですが、ポカリスエット(3mg)にも入ってるんですね。
だからポカリって高めなのかなー、とか思ってたらイオンドリンク(3mg)にも入っていたり。
ま、きちっと摂取しようと思えば専用製品がありますが・・・。
ビタミンB群
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種を総称してビタミンB群と呼びます。ビタミンB群は炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝に必要だそうで、パフォーマンスを維持する為に欠かせません。
要するに、スタミナをつけてくれるわけですね。
これはその名もズバリ、パワープロダクションの2製品に含まれています。
製品の位置付けが分かりやすいですね。
これらは固形の補給食にも匹敵するレベルになっています。
例えばパワープロダクションCCDドリンクに含まれるビタミンB群は、(細かく見れば凸凹ありますが)ピットインゼリーバーのそれに匹敵していたりしますし、パワープロダクションクエン酸&BCAAに至っては、inバープロテインの倍近かったりします。
パワープロダクションという製品名に偽りなし、ですね。
クエン酸
いちおう製品名にも入っていますが、クエン酸が疲労回復に良い、というイメージについては、全く科学的な根拠はないらしいですね。
疲れた時に酸っぱいもの欲しいよね、みたいなのは感覚的なものでしかないそうです。
ただ、カルシウム、鉄、亜鉛といったミネラルの吸収を助ける働きはあるそうですので、熱
中症予防の効果は一定程度期待できるそうです。
個人的には、クエン酸の酸味はイマイチ好きではなかったりするので、なくても良いのですが・・・。
まずはアミノ酸以外についてまとめてみましたが、この時点でパワープロダクションクエン酸&BCAA、アミノバリューがとっても気になりました。
どちらもアミノ酸含有が売りのはずですが、アミノ酸以外の成分を比較した時点で既に気になってしまっているという。
それはそれですごいですね。
ということで長くなってきましたので、アミノ酸についてはまた次回ということで悪しからず。
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