スポーツドリンクをアミノ酸の観点で比較
スポーツドリンクでこんなに長々と書くつもりはなかったのですが、気がつくといつも長くなってしまいます・・・。反省。
前回はアミノ酸以外の成分について比較してみましたが、今回はアミノ酸で比較してみようと思います。
以前の記事でも書きましたが、もともとハイポトニック飲料の存在を知ることになったのも、アミノ酸を手軽に摂取できないものか、といったことがきっかけでしたので、本来はアミノ酸含有量が主目的だったはず。
それなのに調べていくとあれもこれも気になるわけで。
奥が深いです。
アミノ酸比較ということもありますので、ドリンクタイプではない、顆粒をそのまま飲むタイプとも比較してみました。
ごめんなさい・・・。
今回も細かいですね。
見る気が失せますね。
ちなみに前回比較で存在していたポカリスエットとイオンドリンクについては、アミノ酸は全く含有していないそうなので対象から消えています。
なんか、ポカリって値段の割に微妙な感じ・・・?
さておき、気になったポイントをピックアップしていきます。
大前提 〜必須アミノ酸と非必須アミノ酸〜
にわか知識の私が偉そうに語ることでもありませんが。
アミノ酸はそもそも、人間の体内で十分に生成することができず外部から摂取するしかない必須アミノ酸(9種)と、体内で生成することはできるが、様々な働きがある為に積極的に外部からも摂取していきたい非必須アミノ酸(11種)に分けられます。
必須アミノ酸については、その中でも特にバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類を取り上げてBCAAと呼ぶものがあります。
BCAAは壊れた筋組織の修復をサポートしてくれる機能があります。
つまり?
筋肉マッチョになりたければ、プロテインとBCAAを摂取だぜ!!
ということになるわけです。
そりゃ、あちこちで見かけるわけだ。納得。
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)
BCAAに関しては、ハイポトニック飲料であれば、パワープロダクションクエン酸&BCAA、アイソトニック飲料であればアミノバリューパウダーの圧勝です。
近所のジムにある自販機にアミノバリューが沢山あったのは、そういうワケだったんですね・・・。
その他必須アミノ酸
ここに目を向けているのは唯一ヴァームウォーターのみ。
そこまで偏りますか・・・。
ロングライド前提で考えると、食欲増進のスレオニンとか、集中力を維持するフェニルアラニンとか、ライド後の疲労回復に向けたリジン、メチオニンとか、よく考えられていると思うんですけどね。
糖質濃度という観点からも、アミノバイタル(2.8%)よりもヴァームウォーター(0.7%)の方が低濃度・低浸透圧ですから、ヴァームウォーターは体液がより薄くなりがちなライド後半に向いているのかなぁ、なんて思っていましたが、BCAA以外の必須アミノ酸の効用からもライド後半向きといっても良いのかもしれませんね。(思いっきり素人の中途半端知識ですが)
非必須アミノ酸
ヴァームウォーターについては、「その他アミノ酸」が800mg含まれるようなのですが、これが何かは記載されておらず不明。
明記されているのは、疲労回復に効果的なグルタミンと、筋肉強化につながるアルギニン。
バランス良く含まれているアミノバイタルはさすがとして、アクエリアスにもアルギニンが含まれているんですね。
ってことは、ジムでお気軽に筋トレやる場合は、ポカリスエットよりはアクエリアスがオススメってことでしょうか。
へー。
まとめ
長々とスポーツドリンクについて書いてきましたが、頭の整理ができた気がします。(勘違いとかあるかもですが)
現在私がメインで飲んでいるアミノバイタルウォーターとヴァームウォーターに関していうと、
- アミノバイタルは、筋肉強化(BCAAとアルギニン)、疲労回復(グルタミン)に特化
- ヴァームウォーターは幅広く様々なアミノ酸を含有
という特徴があることが分かりました。
基本、お気に入りのアミノバイタル、ヴァームウォーター、コスパでイオンドリンク、の組み合わせでも十分な気がしますが、パワープロダクションクエン酸&BCAAが優秀なのでロングライドの際には一本混ぜておくと良さそうです。
クエン酸が入っていないと完璧なのですが・・・。
あとはもう少し涼しくなってきてからは、アミノバリューも組み込んでいこうかと。
で、改めて思った点も。
コスパとか気にして水分補給量が減るくらいなら、イオンドリンクがぶがぶ飲んで、アミノ酸はアミノバイタルの顆粒で摂取してしまうのも全然アリなんじゃないかと。
面倒臭がりな性格も少しは直さないとですねー。
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