今度こそ乗れるようになってきた(ELITE QUICK MOTION レビュー)
前回は三本ローラー初日の様子をご紹介させ頂きましたが、今回はその後の状況となります。
「あー、三本ローラーね。乗れるよー」と言えるようになるには、複数回、30分以上は乗らないとダメそうですね。
三本ローラー(ELITE QUICK MOTION)に乗ってみて(室内編_初日) : 昔チャリダー今ローディー
ちなみに私のロードバイク歴は2年半程度。
学生時代に特に運動をやっていたわけではなく、ごくごく普通の運動神経かと思います。
(通信簿も五段階評価でいうところの、常に安定して『3』をゲットしていました)
前回、ようやく壁に肩をついた状態から走り出し、肩を壁から離してスタートできるようになったばかりです。
乗っていた時間は10分足らず。
翌日に倍の20分を目指してみます。
- 壁に肩をついた状態から走り出しても、ハンドルに荷重をかけないように気をつければ、「えいっ」と肩に弾みをつけて突き放すようにすれば、安定して走り出せるように。
- 「安定して」なんて複数回やったように書いていますが、その通り。何故なら、喉が渇いても片手でボトル持って飲むなんてことは当然できず、いったん停車して水分補給をする必要があった為。結果、練習も兼ねてではありましたが、この日は5回ほどリスタートの練習を実施。
- 停車時ですが、ハンドルから手を離してボトルを持つ際に、すぐにハンドルが90度横を向いてしまい、前のローラーから前輪が外れてしまいバランスを崩すので要注意。常にハンドルには片手を添えて、90度くるん、と回らないようにする必要あり。
- ようやく目線を真ん前に向けることができるように。ただし、脇見をするとハンドルがふらついてどきっ、とします。ただ、ローラーは鼓状になっているので、ローラー台から飛び出すことはありません。
- 三本ローラーでブレーキはご法度。ブレーキをかけると後ろにバイクが吹っ飛ぶそうです。当然試してみる気にはなれませんが、減速してきて時速が一桁になったときに試しにブレーキをかけてみましたが、QUICK MOTIONの衝撃吸収の機能のおかげか、バイクが後ろに吹っ飛ぶことはありませんでした。(とはいえ、ブレーキかける際には自己責任でお願いしますね・・・)
- QUICK MOTIONは前後にゆらゆら揺れるようになっていて、そのおかげでバランスが取りやすくなっています。この車輪みたいなものですね。
この部分が接地していて、揺れるようになっています。分解するとこんな感じ。
中は車輪になっているわけではなく扇型になっています。踏み込むようなペダリングをすると、露骨に前後にゆらゆら揺れますが、腹部に力を入れて足だけ回すペダリングを意識すると、それほど前後にゆらゆら揺れることはなく、安定して走れます。ペダリングが下手でも転ぶことはないですが、ペダリングが下手だと「お前下手だぞ」というのが分かりやすいようにはなっているので、とても勉強になります。
これで自信がつきました。乗れるぞ、と。
ということでその2日後には頑張って1時間乗ってみました。
- 平均スピード:29km/h
三本ローラー乗って分かりましたが、平均スピードにはあまり意味はないですね・・・。QUICK MOTIONには負荷調節機能もありますので、負荷によってもスピードは変わりますし。実走よりはスピード早いな、という印象です。 - 平均ケイデンス:90rpm
平均ケイデンス90rpmなんて、初体験でした。私の場合実走では80rpm超えたら大したモンですから。これは回すペダリングの良い練習になります - 平均心拍:126bpm
この日は負荷調節機能を一番弱いレベルにして走ったのですが、なかなか心拍上げるような走りはし辛いですね。
とにかく、足だけを綺麗に回すようにしないとハンドルは暴れますので、とても良い練習になります。
その分、腰や背中、腰の脇、内転筋といった、今までとはまったく違う場所に疲労が溜まりますので、体幹トレーニングにも良さそう。
今回はハンドル周りにタオルを乗せて走りましたが、汗でびしょびしょになりました。
この季節でコレですから、もっと暖かくなってきたら、扇風機は必須ですね。
あと、汗対策のグッズもあった方が便利かもです。
まだ、壁に肩をつけてからでないと走り出せない状態ではありますが、一応胸を張って「三本ローラー乗れるよ」と言えるようにはなってきたかと思います。
あとは修練あるのみですね。
コメント
1時間達成おめでとうございます。
汗対策といえば、濡れたタオルをコラムに置くと汗が沁みますので、ヘッド周りのカバーはあったほうが良いです。
最初は乗れる気がしませんでしたが、何回か続けると意外とあっさり乗れるようになった感じです。
ただ、話には聞いていましたが、汗はすごいですね・・・。
たった10分でも滝汗になりますので、これからは扇風機と汗対策が必須になりそうです。
20分FTPテストをするとウォームアップなどを含め1時間以上廻しますが、エアコン最強+扇風機でもフロアマットの上に水たまりが出来ます。タオルも絞れるくらいに汗を吸うので、ヘッドベアリングやBB、ローラー台、床などに色々カバーが必要です。
水たまりですか・笑
流石です・・・。
床には100均で買ったレジャーシートを敷いて誤魔化してますが・笑
ローラー台にも汗の跡があったので、ローラー台拭いたりとか、色々とお作法がありそうですね。