3本ローラー(ELITE QUICK MOTION)の負荷装置がイマイチ(タバタトレーニングを阻むもの)

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ELITE QUICK MOTION(3本ローラー)の負荷調整機能がイマイチ

コロナ自粛が空けたとはいえ、週末になる度に天気はイマイチ。
まったくライドに出掛けられない日々が続いています。

そんな中、最近になった3本ローラーで少し負荷を上げたトレーニングにも取り組むようになったのですが、先日タバタトレーニングを実施した時にとてつもない違和感を感じ、色々と気を付けて調べてみたところ3本ローラーの負荷装置に問題がありそうなことが判明しました。

私が調べて範囲ではあまりこの辺りに触れた記事は見つかりませんでしたので、今回はその辺りを書いてみたいと思います。

1. ELITE QUICK MOTIONの負荷装置について

私が愛用しているエリートのクイックモーションには3段階の負荷調整機能がついています。
最も高い負荷レベルにおいては、最大700W超のパワーにも対応できます、というのがメーカー公式の謳い文句になります。

tabata-06

私の場合、とてもとてもそんな高い出力までは出ないのですが。
私の脚力レベルでは、高負荷トレーニングを行うといっても、350Wも出せれば十分ですので、上記グラフを見ると最も低い負荷でも問題なく対応できるように見えますよね?

こりゃ頼もしいわ、ということで早速トレーニングに挑んだのですが、そんな甘くなかったわけで。

2. タバタトレーニングでパワーが全然出ないことに気付く

まずは負荷レベル2で試してみようかな、というとで試してみたわけですが、これがまー全然パワーが出てくれません。

私の脚力に問題があるのは事実なのですが、アウタートップに入れてケイデンスを上げていっても、ぜんぜんパワーが上りません。

で、ハタと気づいたのですが、私のギヤに問題があることが判明。

フロントもコンパクトクランクにしていますので、アウタートップしても 50 – 14Tにしかなりません。

ロードバイク関連ブログの中には、諸条件を入れた時に必要なパワー値を計算したり、ギヤ比に基づいて速度計算をしてくれるツールを公開してくれているサイトがありますが、その辺りを参考にさせて頂きながら計算してみると、そりゃもう驚きの結果が出ます。

  • フロントはセミコンパクト(50T)で条件を揃える
  • リアスプロケットが14Tの場合と11Tの場合では、一定のケイデンスでペダルを回した時のパワー値には倍近くの差が出る

おおー・・・。
ちなみに、負荷装置の2段階目でタバタトレーニングをやろうとすると、ジュニアスプロケット-コンパクトクランクの組み合わせ(14-50T)では、120rpmのケイデンスでペダルを回して、何とかギリギリ必要なパワーゾーンに到達することが分かりました。

これ、普通にFTPが200を超えるような多くのローディーの方々であれば、全然足りないですよね。

高回転でペダルを回すのが下手くそな私にとって、20秒間ケイデンス 120rpmをキープするのは「ギリギリ」なんですよね。

以前であれば、そもそもケイデンスは 110rpm程度までしか出せず、お尻がぽんぽん跳ねてしまっていました。
サドルを変更してからはお尻が跳ねることもなくなり、ケイデンス120rpmまでは出せるようになったのですが、今のところそれ以上は回せず。

150〜160rpmって、どうやったら出せるんでしょう・・・?

3. どうやら負荷装置が勝手に動いてしまう模様

ということで、私の場合クイックモーションの負荷レベル2だとタバタトレーニングはギリギリできるのですが、少ししんどい。
レベル3の最大負荷でトレーニングをすることになるのですが、それでもやってみるとケイデンス 120rpmまで回さないと必要なパワーゾーンに届きません。

なんで・・・?

仕方ないので、その日は最後までやり切ったのですが、負荷装置を振り返って確認すると、何故かレベル2になっています。

lv2

あれ?

最大にしたつもりができていなかった・・・?

すこーし嫌な予感がしましたので、その場で負荷最大にスライドさせてから、追加で10秒間、がしがし漕いでみました。

で、おそるおそる振り返ると。

lv2

負荷装置が勝手に動いております・・・。

えーーーー・・・・。

どうしよ。

ちなみに、私が多用する負荷はレベル2。
この負荷レベルから、レベル1に勝手に落ちることはありませんでしたが、レベル3の状態でがしがしハイケイデンスで漕ぐと勝手にレベル2に落ちてしまうケースがそこそこの頻度で発生することが判明しました。

購入から一年以上経過していますので、初期不良かどうかも分かりませんし、個体差なのかも分かりませんね。

この為だけにスプロケット交換するのも、面倒ですし。

次回は、ガムテープか何かで固定して試してみようかな?

コメント

  1. たかにぃ より:

    1年以上使っているうちに中のネジなどが緩んだのではないでしょうか?
    物は違いますが、先月GTローラー修理時にグロータックから提供された代替機が、負荷切替レバーで8段中上位7.8段に設定しても踏むと6段に戻りました。そのときはワイヤーが伸びていたのでレバー付け根のアジャスターを締めることで解消できましたよ。

  2. おとーさん より:

    >たかにぃさん
    きっと、内部の何かが緩んでいそうですよね。
    今度中身を開けて確かめてみないとな、とは思うもののなかなか億劫なんですよね・・・。
    手っ取り早い暫定対処を現在試行ですので、ひとまずはそのやり方でしのぐとして、夏休みみたいに時間をたくさん取れる時にでも、中身を覗いてみようかなと思います。(見て分かるかな?という不安もありますが)

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