■ 初心を忘れた頃にやって来たチェーン落ち

その存在を知ってはいつつも、完全に他人事だと思っているものってありますよね。
例えばロードバイクを始めた頃にその存在を知ったパワーメーター。
自分には関係のないものだと思っていましたが、今では自分の体調管理、脚力把握の為に欠かせないものになりました。

そして最近になって気になり始めたものの一つにチェーンキャッチャーがあります。
 







1. そもそもチェーン落ちをさせない自信があった

チェーンが落ちるシチュエーションには色々あるとは思いますが、多くはシフトチェンジのタイミングではないでしょうか。

むかーしマウンテンバイクに乗っていた頃、実はしょっちゅうチェーン落ちを体験していました。
今から考えると無謀な話なのですが、林道や砂利道、登山道も走ってしょっちゅう泥泥にしていましたし、電車輪行、飛行機輪行も何度も繰り返していたにも関わらず、一度もワイヤーもチェーンも交換せずに5年ほど乗り続けていたことがあります。

今から思うと、そりゃもうシフトワイヤーも伸びていたでしょうし、チェーンも伸び切っていたのではないかと思います。
素人なりに調整はしていましたが、そこまで調整スキルがあるわけでもありませんでしたので、ペダルにトルクをかけた状態でシフトチェンジをすると、笑ってしまうほど簡単にチェーンが落ちていました。

そのお陰で、シフトチェンジのタイミングでは自然とペダルから力を抜くスキルが身につきました。
もともとレースで追い込むような走り方もしていませんので、シフトチェンジのタイミングですら惜しむような漕ぎ方はしていませんでしたので、自然とそういったシフトチェンジのやり方が身につきましたし、特に問題も感じていませんでした。

ロードバイクを初めてからも、自然とシフトチェンジのタイミングでは脱力するようにしていましたので、最初の3年はチェーン落ちを経験することもありませんでした。 



2. チェーン落ちを体験したシチュエーション

2台目のロードバイクを購入後、ロングライドの帰り道、くたくたになりながら尾根幹を走っていた時に、下り坂で思いっきり勢いをつけた後、登り坂に突入した直後にフロントをアウターからインナーにチェンジさせたのですが、くるくるペダルを回したままシフトチェンジさせてしまった為、がくん、とチェーンを落としてしまったことがありました。

ロードバイクに乗っていて初めて経験したチェーン落ちでした。
今思うと、当時のチェーンは大分伸びて来ていたこともありましたので、落ちるべくして落ちたかな、と思いますが。

その時には一瞬何が起きたのか理解できなかったのですが、幸いなことにペダルを回すことなく停車させた為大事に至りませんでした。

それから再び気を付けるようになってはいたのですが、先日遂にやらかしてしまいました。

ローラー台に乗ってタバタトレーニングに挑んでいた時のこと。





3レップ目をひーひー言いながらクリアした後、死にそうになりながらフロントをアウターからインナーに落として息を整えようとしたのですが、思いっきりトルクをかけた状態でシフトチェンジしてしまった為、がくん、とチェーン落ちさせてしまいました。

しかも、何を思ったのか「やばっ」と思った瞬間にペダルを逆回転させてしまい・・・。


がががっ。


いやー、いい音しましたねー・・・泣


慌ててトレーニング中止して、フロントに落ち込んだチェーンを戻したのですが。


choti_01


はい。
思いっきりフレームに傷入ってます・・・。

で、それから1週間、あまり考えないようにと現実逃避していたのですが、この週末に諦めてクランクセットを外して傷の状態を確認することに。


choti_02



嗚呼・・・泣




結構悲しいですねー。
ここまでくっきりはっきりした傷をつけたのは初めてかもしれません。

クランク取り付けるとあまり見えない位置なので、あまり気にしないようにしようとは思いますが。 




3. 気になるチェーンキャッチャー

そもそも走り方さえ気を付ければチェーン落ちはかなりの確率で回避はできるのですが、ここまでがっつり傷をつけてしまうと、チェーンキャッチャーが気になります。





こちらの K-EDGE のチェーンキャッチャーとか評価も良さそうですし。
ただ、取り付ける為にはフロントディレイラーを外さないといけないんですよね。


以前、フロントディレイラーの調整をがっつりやったことがありますが、調整が面倒なんですよね。





夏休みとか、時間がたっぷり取れる時に挑戦してみようかな。。。

 



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