バーテープは正しく巻きましょう(失敗事例のご紹介)
今年に入ってから、初めてバーテープを自分で交換してみました。
ロードバイク購入から一年半ほど経過していた時期ではありますが、そこまでバーテープの劣化はありませんでした。
ただ、そろそろ違うバーテープも試してみたいなとか、自分でバーテープの巻き直しにチャレンジしてみたいとか、そういった理由から自分で巻いてみました。
初めてのチャレンジということもあり、案の定と言いますか、巻き方を失敗していました・汗
ハンドルの右側に関して、巻く方向を逆にしてしまったんですね、これが。
1. バーテープを巻く方向を間違えるとどうなるのか? 〜その理由〜
まず、教科書的な巻き方はこちら。
- バーテープはエンド側から巻く。ステム側から巻いてしまうと、ブラケットから上を握ったときにバーテープがめくれ上がってしまう為。
- バーテープは外から内に向けて巻く。この巻き方をしておくと、ハンドルを強く握り込んだ場合にバーテープがより強く締まる方向に力が働く為。逆の巻き方をしてしまうと、強く握り込んだ時にバーテープが緩む方向に力が働いてしまう
いずれも、巻き方を逆にするとバーテープがめくれたり剥がれたりし易くなってしまうわけですね。
ちなみに、レースに出るような人の場合、当然スプリントでハンドルを強く握り込んでぶん回したりするわけで、その最中にバーテープが緩んで手が滑ったりしたら命の危険がありますから、ほんと巻く方向は慎重に・・・。
私の場合、
- そもそもブラケットが8割
- ハンドルぶん回したりしない
- 強く握り込むこともあまりない
- 巻き終わったし、寒いから早く終わらせたい
- もうこの際、巻き方間違えたらどうなるのかとか、良いブログネタになるしこのままで良いや
というアホな理由からそのまま放置した経緯があります。
もうね、最後の2つが理由のほとんどだったりしますが・・・。
そんなわけで、右側は間違った向き、左側は正しい向きで巻いたわけですが、あれから約10ヶ月が経過しましたので、どうなっているかをリポートさせていただきます。
2. バーテープを巻く方向を間違えるとどうなるのか? 〜実サンプル〜
ちなみに現在のバーテープはリザードスキンズ DSP2.5になります。
2.5mm厚でこのもちもちふっくら感ですから、3.2mm厚とかどんだけ?とか思ってしまいます。
握り易く、滑りにくく。
それでいてバーテープを巻く時に強く引っ張っても千切れたりしませんので、個人的にはとても好評価なバーテープでした。
ただここ最近、Amazonだとお値段高いかな?という気も。
では、まずは正しい巻き方をした左側から。
テープの劣化もなければ、緩みもないですね。
これはテープの耐久性も、巻き方も、なかなか良いのでは?
続いて、巻き方を間違えた右側です。
いやー、お粗末様です・・・汗
ほんと、教科書通りに緩んできていますね。
ここまで緩んできたのは、実はここ1〜2ヶ月の間なんですよね。
最初の半年くらいはあまり緩みもありませんでした。
もうちょいステム側に寄るとこんな感じ。
こちらもダメダメですね。
参考までに下ハン。
エンドの処理が甘いのは置いておくとして、下ハンはそこまで緩んでいないかもです。
ということで総括。
巻く方向を間違えると、確実に緩みます!
「自分はこうはなるまい」という悪いお手本として、参考にして頂ければ幸いです・汗
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