ライド中にどうしても避けることのできないアクシデントの筆頭がパンクではないでしょうか。
こればかりはどれだけ注意していても、起きてしまうときは起きてしまうもので。
以前、金属片が刺さってしまい、その直後はパンクしなかったのですがしばらくそのまま使い続けたところ最後はパンクしてしまったことがありました。
こればっかりは避けようがないですからね。
パンク発生時の応急処置について(クリアファイル)
1. 過去の経験談
昔マウンテンバイクに乗っていた時はクリンチャータイヤを使っていましたが、そりゃもう何度もパンクを経験しています。
クリンチャータイヤの場合は、チューブに穴が空いた場合でも、タイヤ本体がカットしてしまった場合でも、よほど大きな穴でもない限りはタイヤパッチをゴムのりで貼り付ければ良かったので、応急処置について悩むことはありませんでした。
これがロードバイクでチューブレスタイヤを使うようになってからは、まーあれこれ悩むわけで。
金属片が刺さった時には、シーラントが穴をふさいでくれたのですが、シーラントが飛び散るのを防ぐ為にセロテープを貼ったらとても効果的でした。
外を走っている時にも一度穴が空いたことがありましたが、そのままシーラントが塞いでくれた為、補給休憩時にフレームがシーラントで汚れていて初めてパンクが起きたことに気づいたなんてことも。
小さな穴だとそこまでシーラントが噴き出ることもなく、あっという間に穴を塞いでくれますので、基本はシーラントさえ入れておけば問題なし。
ただ、リム打ちパンクだったり、大きめの石を踏んでサイドカットしてしまった時はシーラントでは穴は塞がらない為、別の応急処置が必要になります。
穴が空いた場所が悪く、シーラントでは無理でしたがジャイアント製の「タイヤを外さなくてもタイヤ修理できる」パッチを活用することで何とか近隣ショップまでの15kmを走り切ることができました。
今は大きな穴が空いた時に備えてレザインのパンク修理キットも持参しています。
ブログ記事的には、「パンクしたのでレザインの修理キット使ってみました!」というのはアリなのですが、基本的には一度も使うことなく5年経ちました!という方が嬉しいですね。
2. クリアファイルが使えるらしい
クリンチャータイヤのサイドカットや大きな穴が空いた時には「千円札」や「古タイヤ」が使えるというのは聞いたことがあったのですが、今回新たに「クリアファイルが使える」という記事が。
これは知りませんでした。
確かに理にかなってますよね。
3. チューブレスタイヤでも使えるかも?
この技、チューブレスタイヤでもおそらく使えるとは思いますが、その為にはタイヤを外す必要があるんですよね・・・。
正直、チューブレスタイヤに関しては、出先で「タイヤを外す」「タイヤをはめる」「ビードを上げる」という手順を、シーラントまみれになりながらやりたいとは思いません。
チューブレスタイヤでもパンク時はバルブコアを外してチューブを入れる、というやり方もあるわけですが、その為にはタイヤを外す必要があるわけで、これまた正直微妙。
そう考えると、以前使ったこともあるジャイアントのパッチはかなり使い易いな、と思います。
ただ、一つ問題が。
ジャイアント公式では「パッチにのりをつけてパンク箇所に10秒押しつける」という説明になっていますが、私の実体験ではとても10秒では接着できませんでした。
もっと長時間抑え続ける必要がありますし、何より、走行中にパッチがズレて剥がれてきたりしますので、いかにして「外側からパッチを抑え続けることができるか」が重要になってくるんですよね。
で、これにクリアファイルって使えないかな?と。
以前ジャイアントのパッチを使った時も、パッチの片側をリムとタイヤの間に挟んでパンク箇所を塞いでいました。
ぱっち、ほとんど剥がれてるやん!という見た目ですが、これでもギリギリ、サイドカットした箇所はパッチをリムに挟み込んで抑えることができた為、何とか走り続けることができました。
ということは?
早速、我が家に転がっていた、古くなったクリアファイルを持ち出します。
これをチョキチョキ。
これをタイヤの幅に合わせて切り出して、リムに挟んでみると?
おおー。
いちおう挟まりますね。
クリアファイルに両面テープを貼り付ければ、固定力も上がりますので、このクリアファイルでパッチを固定することができれば、意外と使えるかも・・・?
試してみたいとは思いませんが、対して嵩張るものではありませんので、サドルバッグに忍ばせてシーラントで塞がらない大きさのパンク時にパッチと併用、試してみようかな、と思います。
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