今年の夏の新車納車に向けて着々と準備を進めているのですが、ずっと悩んでいたパーツがあります。
それはガーミンマンウトホルダー。
スッキリさせようと思うと、ステムのボルトに直付けするマウントホルダーが好きなのですが、現在使っているのはピナレロ純正の MOST ステム対応の純正マウントホルダー。
M5ボルト4本で固定しており、上もしくは下2本を入れ替えてマウントホルダーを固定するタイプとなります。
左右のボルト間の幅は27mm。
新車では今使っている MOST ではない他社製のステムを使う予定ですが、このボルト間の幅が27mmであれば今の MOST製ステムマウントが使えますが、幅が変わってしまえば使用不可となります。
さてどうしたものかな、と。
今回は意外とてこずったステムマウントホルダー選びについてのお話となります。
ガーミン+キャットアイの汎用マウントホルダー選び
1. ガーミンマウント遍歴
まず最初に使用したのがガーミン購入時に付属していた純正のアウトフロントマウント。
これ自体よく出来た製品です。
ただ、キャットアイのライトをもっとスマートに、一体型で取り付けたいということで、レックマウントに手を出しました。
ローディーあるあるではないでしょうか。
ただここで問題が一つ。
ピナレロGAN S のハンドルがエアロハンドルとなっていたこともあり、ステム取り付け部分が真円形状となっていないことから、一般的なレックマウントのアームでは取り付けできないことが判明。
追加でアームを購入したりと、結構な散財となりました・・・泣
その後、もっとスマートに取り付けたい、ということで MOST 純正のステムマウント(MOST iTiger)を購入。
これでガーミンマウントに関する悩みは全て解消していました。
2. 汎用品のステムマウントが欲しい
現時点においてはガーミンマウントに関して何ら不満もなければ悩みもないのですが、問題は次なんですね。
MOST iTiger ステムマウントは、MOST 純正品であるが故に、他社の汎用ステムと合わせようとしても、取り付け部分のネジ幅が異なると使用できないわけで、次に購入する新車付属のステムで使えるかは未知数なわけです。
ボントレガーもブレンダーステムというかなり拡張性の高いステム&ステムマウントシステムを用意していますが、それも全てボントレガー製品でないと使えないわけで。
今後色々なステムを試してみよう、という話になった時に、また今回のように全て見直しとなるのは避けたいところ。
というわけで、今回は汎用的に使えるステムマウントを探すことにしました。
3. ガーミン+キャットアイ(GoPro)対応のステムマウントホルダー
現在私が愛用しているフロントライトはキャットアイの Volt400。
これがブルベにハマったりするようになると、色々なライトを試したくなるのかもしれませんが、当面はキャットアイで不満も問題もなさそうです。
マウントホルダー下部に関しては GoPro マウントに対応していれば、キャットアイへの変換アダプターは各社から複数出ていますので、今回は以下条件から汎用的に使えるホルダーマウントを探してみることにしました。
- ガーミンマウントに対応していること
- 今のところ予定はないものの、ガーミン以外(ブライトンやワフー)のマウントにも交換可能であれば尚良し
- マウント下部には GoPro マウントが装着可能なこと
- ステムのM5クランプボルトと直接固定するマウントであること
Amazon を見てみると、中華製のお安いステムマウントもあるのですが、あまりレビューでの評価もよろしくないようですので、その辺りは安心できるロードバイク向けブランド製から選ぶことにします。
(1) レックマウント M5 ボルトクランプタイプ(type17α+GP)
まず最初に目をつけたのが、レックマウントのタイプ17 α コンボ マウント。
レックマウントで一般的なのは Type19 両持ちナロータイプになるわけですが、こちらが使えないようなエアロハンドルなどを意識した汎用的なマウントホルダーとなります。
- ステムのM5クランプボルトとして直接固定するマウント
- エアロ形状のハンドル等、クランプ部の形状が特殊なハンドルにも対応可能
- CC 10mm-35mmまでの間隔に対応の無段階調整可能な汎用タイプ
レックマウントには他にも「1040α+GP」という類似品があります。
違いは微妙に取り付け角度調整ができるか否か。
角度調整が不要であれば、1040α+GPの方が固定型だけあって取り付け剛性は高そうです。
但し、いずれもレックマウントだけあってお値段は張ります・・・。
しかも、ステム直付けのこれらマウントホルダーはあまりレビューが見当たらないんですよね。
Amazon のレビューはあまり高くないようですし。
(2) DIXNA(ディズナ) のGRM/GP ステムマウント
次に目をつけたのがDIXNA(ディズナ) のGRM/GP ステムマウント。
- GARMINとGoPro取付可能
- クランプボルト取付け可能幅:26〜38mm(左右ボルトの中心〜中心)
- 重量:55g(本体)
- 付属品:ステム取り付けボルト
- 先端からGARMIN取付けセンター位置まで:45mm
レックマウントよりはお安めですし、下部には GoProマウントも標準付属。
キャットアイのライトも問題なく取り付けられそうです。
但し、レックマウントと異なる点として、ガーミン以外のマウントに対応してない点があります。
こちらもまったくと言って良いほどレビューが見当たらず、判断に迷います。
(3) TNI GARMIN GPSマウント+GoPro (ステム用) キットⅠ
TNI からも汎用的なガーミンマウントホルダーがラインナップされています。
- ステムボルト(M5)に取り付けて使用
- ステムボルト幅(ボルトC-C): ~40mm
- 角度調整可
- 付属品:M5ステムボルト、GoProマウント、ライト用アタッチメント
- 重量:51g(ボルト、GoProマウント付き)
こちらも下部に GoPro マウントを備えており、比較的最近にバージョンアップした製品のようです。
こちらは価格的にもリーズナブル。
但し、レックマウントとは異なり、ディズナ同様ガーミンマウントのみの対応となります。
とはいえ、かなりお値段的にリーズナブルですし、入手できるようになったらこちらを買おうかな? でも、将来ガーミンから浮気してブライトのサイコン使いたくなったらどうしよう?などと悶々と悩んでおりました。
(4) FORCE ステム マウント ホルダー
TNIのステムマウントホルダーがなかなか Amazon での取り扱いが開始しないで焦れ焦れしていたところ、Force からも同じような製品が発売されました。
- GARMIN、SIGMA、BRYTON、CATEYE、WAHOO用のユニバーサルステムマウントホルダー
- 下部にはGOPROマウントが付いており、筒型のライト用のラバーバンドも付属
- 対応ステムヘッドのネジ間:37 mm
- ネジの寸法:M5x39 mm
- ホルダーの重量:19g
対応ステムヘッドのネジ間は「37mm」と固定のように記載されていますが、構造上「〜37mm」という表記が正しいのではないかと思います。
お値段的には TNI の方がリーズナブルですが、ブライトンとワフーのマウントにも対応しているのが好印象です。
個人的に調べた範囲では、候補としてはこの辺りかなー、といったところ。
淡々と記事にまとめていますが、この記事1本書くのに半日かかりました・・・汗
比較的情報が少ない分野のようで、まー手こずりましたね。
調べた範囲では、お値段的にも内容的にも、Force のステムマウントがバランスが良さそうです。
今のところ Amazon では取り扱い開始していないようですが、楽天のポイントアップのタイミング見計らってポチッと行ってみようかなー、なんて思っています。
購入後はまた改めてレポートしたいと思います。
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