普段ロードバイクではガーミンエッジをサイクルコンピュータとして活用しています。
方向音痴なもので、ルートナビとして大活躍してくれています。
ただ、時として出先で急に「このお店に行ってみたいな?」というプラン変更が生じる時があったりします。
昔だと背中のリュックに入れたポケット地図で住所を調べて、みたいなことをやっていましたが、今の時代はスマホさえあれば google マップでその場でルート案内してくれますので、ほんと便利な世の中になりました。
ただ、スマホはバックポケットのライドポーチの中に入れていますので、全体のルートを確認して頭の中に叩き込んだら走り出し、途中で迷ったら再度スマホを取り出してルートを確認して、と若干まどろっこしいことをやっていました。
スマホをハンドルバーにマウントできれば、その場でガーミンエッジとスイッチしてしまえば良いわけで、何とかならんかな?と思い立ち、今回スマホケースをハンドル周りにマウントしてしまおう、と思い立った次第です。
スマホとガーミンを併用する方法
1. ガーミンとスマホを併用する方法
まずはガーミンとスマホを併用する方法を考えてみます。
ライドに出かける時には、基本的にガーミンを常に使用しているわけですが、スマホもバックポケットに入れっぱなしにするのではなく、ハンドル周りにマウントできてしまえば良いわけですね。
(1) レックマウント ダブルアームマウント
まず真っ先に思い浮かんだのがレックマウント。
何せ以前はレックマウントを使っていました。
その後色々とあってピナレロ(というよりはMOST)純正のガーミンマウントを使っていますが、レックマウントの良いところは拡張性の高さにあります。
当然私が考えるようなことはレックマウントさんは考えていて、ガーミンとスマホをダブルでマウントさせる仕組みを既に確立しています。
こんな感じですね。
ガーミンはアウトフロントに張り出す形で取り付けた上で、ステム側にアームを伸ばすパーツが用意されています。
このダブルアームマウントですが、スマホを取り付ける側はレックマウント独自の「レックマウントプラス」規格となっています。
で、このレックマウントプラス規格に対応した専用のスマホケースも販売されています。
iPhoneであれば各種専用ケースが用意されているのですが、「とにかく高い」という印象のあるレックマウントにあって、この専用スマホケースは比較的リーズナブルなお値段となっています。
ダブルアームマウントがそこそこのお値段になりますし、ベースとなるレックマウントと合わせて揃えると軽く一万円を超えてしまいます。
(2) レックマウントプラス ステムマウント
もうちょいお安く抑えたいという場合は、レックマウントプラスのステムマウントにしてしまう、という手があります。
出来上がりのイメージはこんな感じ。
これだと、ガーミンのアウトフロントマウントは現在使っているものがそのまま使えます。
これだと、スマホケースと合わせて 4000円くらいでしょうか。
それくらいならアリかなー、と思いつつも、こちらのマウントはステムにタイラップで固定するタイプ。
レビューなど見てみると、タイラップの固定が甘いと、マウントする際にグラついたりするようで、若干固定強度に不安が残ります。
特に、ステムは昔ながらのラウンドタイプを対象としているようで、エアロで角ばったステムだと若干固定が甘くなる、みたいなレビューもあります。
私が使っているMOSTのステムはエアロで角ばった形状となっていますので、悩ましいところです。
(3) アダプターをスマホケースに貼り付ける
そもそもスマホケースがガーミンマウントになっていれば良いんですよね。
ダブルマウントできたら便利だよな、と思いつつも、スマホでルートナビを使うのはライド中に特定のお店に行く間だけだったりしますので、その間はガーミンはバックポケットにそのまま放り込んでおけば良かったりします。
ナビが終了したら、スマホはバックポケットに戻して、ガーミンを定位置に戻すわけですね。
ただ、ガーミンのマウントがついたスマホケースなんて、そんな都合の良いものがあるわけもなく。
で、見つけたのが「マウントのみ」の製品となります。
これならワンコインで買えてしまいます。
両面テープで接着するということで、接着強度に若干の不安は残りますが、レビューを見るとそこそこ固定強度もあるようですし、私の場合ライド全体で終始使うわけでもありませんし、これもアリかな?と。
ただ、せっかくですので耐衝撃性に優れたスマホケースも一緒に新調することにしました。
万が一マウントが剥離した場合に備えて、ストラップも新調。
ストラップを買う辺りになって、ちょっと財布の紐が緩みすぎたかな、百均で良かったよな、なんて思ったりもしましたが、それでも全て合わせて3000円しませんので、これならアリな気がします。
2. スマホ用ガーミンマウントをDIY
ということで、早速DIYしていきたいと思います。
こちらがスマホホルダー。色気も高級感もありませんね・・・。
早速ガーミン純正のマウントと比較してみます。
電子接点や各種刻印もないため、至ってシンプル。
こちらが今回新調したスマホケース。
こちらにガーミンマウントのホルダーを貼り付けるだけです。
こんな感じですね。
今回は万全を期す為に、テープを貼り付けた後、一晩がっちり固定しておきました。
そして翌日。
ストラップを取り付けて完成。
なかなか悪くないです。
なんか端っこのテープが接着し切ってない気がしないではないですが、指でこじった位ではびくともしませんでしたので、かなりの接着強度のようです。
試しにガーミンマウントとの脱着を数回繰り返してみましたが、マウントがガタつくようなこともなく、がっしり接着されていました。
3. k-outdoor スマートフォンホルダー(インプレ)
ということで、せっかくですので次回のライドで連れ出してみました。
途中意味もなく1時間くらいガーミンからスマホに切り替えてみたりして。
ただ、ライド中にスマホをマウントさせてしまうと、スマホ自体の写真を取る術がないことに気づき・・・。
デジカメとか別に持っていけば良かったです。
途中敢えて砂利道を走ってみたり、歩道との段差を何度も乗り越えてみたりしましたが、マウントはびくともしませんでした。
普通にライドに出たくらいでは問題なさそうですね。
マウントの出っ張りもこの程度であれば、ライドウォレットの出し入れで引っかかるようなこともありませんので、普段はライドウォレットに入れてバックポケットに入れたままにして、googleマップを使いたくなった時だけガーミンと交代でマウントさせるという使い方にはピッタリでした。
地味なアップデートではありますが、かゆいところに手が届くカスタマイズが出来たかな、と満足いく結果となりました。
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