多摩の坂めぐり(他の人のルートを参考に)

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■ ただただ、坂が登りたくて

皆さんは坂がお好きでしょうか。
私はハッキリ言って好きではありません。
でも、一回のライド中に坂がまったくないと、それはそれでとっても寂しいもので。
苦しい思いして登った先で、眼前に新しい景色が広がるあの瞬間は好きなんですよね。

なのですが、この週末は坂に登りたい気分に。
あー、登りたい!

なんでそんな珍しい気分になったかと言いますと。
それは。

弱虫ペダルを読んでしまったから。

ちょうど週末前の金曜日でインターハイ3日目、坂道くんが激走。

とっっっっても坂が登りたくなってしまったわけです。
よし、この週末は峠に走りに行こう、と珍しく盛り上がってしまったのです。

とはいえ、そんなに厳しい峠には行くと後で後悔することは目に見えていますので、100km、獲得標高1000mくらいでルートを引いておくことにしました。

土曜日の夜。
天気予報を再確認すると、なんと雨は午後3時頃から降り始める予報に。。。
ギリギリ帰って来れそうな気もしますが、雨の降り始めが早まったりするとアウトです。
先週、チェーンからディレイラーまで綺麗に洗車したばかりなので、雨の中走るのは癪。

今からまた新しいルート引くのもなぁ。。。

そんなあなたの味方、ルートラボ。

ルートラボを覗いて、ご近所50〜60kmくらいで、かつ坂があるルートはないかなぁ、と探してみます。
ほんと便利な世の中になったものです。

で、見つけたこちらのルートを参考に走ってみることにしました。

■ 改めて、多摩の坂の多さに気づく

今回は有名な百草園の坂はパスすることにして、聖蹟桜ヶ丘の駅前を南下。

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この先曲がると坂道がありますよ、という典型的な光景。
この「いかにも」な雰囲気って良いですよね。

今回は途中雨に降られることも念頭にデジカメは持参しませんでしたので、スマホで時々写真を撮る程度。
なかなかスマホの画角だと坂道を坂道らしく撮るのって、ほんと難しいですよね。

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この日は雲が多かったですが、何とか富士山を遠くに望むことができました。

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改めて写真見直してみると、なかなか綺麗に写ってないですね。。。
上の写真の中央には富士山が顔を出していたのですが、雲天に見事に溶け込んでしまいました。

今回のルートで面白いなと感じたのが、本当にただの住宅街の中なのに10%超えの坂を通る道が何箇所もある点でした。
こりゃ自分では気づかないし、走っている途中で見つけたとしても「その先は行き止まりなのでは」などと考えて敢えて登ってみようとはしないな、と。

自宅周辺も比較的坂が多い地域ではありますが、さすがに家の前が斜度10%超、という環境はすごいですね。
さすがに住宅街なので写真撮影は控えましたが、この辺りに住んでいる人は皆さん足腰強いんでしょうね。

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読売ランドを通過して生田駅前に着くと、そろそろ見知った道になってきます。生田緑地が近いなぁ、と思っていたら、まんま生田緑地に誘導されることに。

あれ?
生田緑地の外周を回るような道あったっけ?
なんて思ってたら、そのまんま生田緑地の中に誘導されてしまいました。。。

ここは自転車降りないといけないんですよね。。。

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今までも、他の人が引いたルートを参考に自分でルートを引くことはありましたが、実はこの手の「実はそこは公園の中の遊歩道だった」とか、「実は公園の中の木桟道だった」とかって、あるあるな気がします。

それはそれで、あせらずのんびりお散歩だと思えば良いのですが、この日は「いつ雨が降り出してもおかしくない」という天気でしたので、とってもやきもき。

自転車引きながら早足で坂を下っていきました。

ここは事前に確認しておけば気づけたなぁ、と反省することしきり。

距離約50kmで獲得標高約700m。

700mの峠を登るのは少しげんなりしますが、小刻みに100m〜200m程度の坂に分けて登っていますので、何とか1つ1つこなしていけました。
何より、自宅から50km先にある峠を越えても、その後50kmかけて自宅に帰らないといけないと思うと、これまたげんなりしてしまいますが、最後の坂を登り終えると自宅から10kmあるかないか、という位置になりますので、目の前の坂をきっちりこなすことに集中することができました。

これは結構やみつきになるかもです。

帰宅後に調べてみると、多摩の坂巡りはけっこう色々なルートがあるようですので、しばらくは楽しめそうです。

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