ロードバイクを初めて6年半。
関東在住にも関わらず、実は今だにヤビツ峠を登ったことがありませんでした。

裏ヤビツは何度か登っているのですが、表からは登ったことがありません。





正直、タイムアタックについてはそれほど興味がないのですが、自然豊かな峠道を走りたいと思い立ち、初めてのヤビツ峠に出かけることにしました。
 





■ ロードバイクの聖地と言われる理由が分かったヤビツ峠ライド


実はヤビツ峠には過去に車で何度も行ったことがあります。
2000年代前半頃でしょうか、フライフィッシングにはまっていた時に、丹沢水系で渓流釣りをしていたことがあり、日の出前、朝霧に包まれたヤビツ峠を車で登っては鹿を轢きそうになったことが何度もありました。

ただ、その頃はヤビツ峠を走る自転車乗りなんてほとんど見かけることはなく。

歴史を紐解いてみると、どうやら日本でロードバイクのブームが湧き上がる前だったようです。

そんなわけで、ヤビツ峠がどんな場所かはよく理解していますので、表からヤビツ峠を登り、そのまま裏ヤビツに抜けて宮ヶ瀬湖まで出たら、そりゃ気持ち良いルートだよねー、というのはよくよく理解していました。

ただ、天邪鬼な人間なもので、何となく避けていたんですよね。
ヤビツ峠に登ってタイム計測してしまうと、自分の実力が白日の元に晒されてしまうという問題もありますし・汗


とはいえ、ロードバイクに乗っている人間として一度は行かないわけにはいかないよね、と思っていたところ平日に休みを取れる日があった為、ヤビツ峠にチャレンジすることにしました。

まずはさくっ、と輪行で秦野駅までワープ。


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有名な名古木交差点に到着です。

Strava のセグメントを登録してしまうとどうしても時間が気になって頑張りすぎてしまいそうな気がしましたので、この日はタイムは気にせずに淡々と登ることにします。

大分自分の体に馴染んできたケルビム Sticky でヤビツ峠の登りがどんな具合かも確認してみることにします。

ヒルクライムの秘訣ということで、この日はとにかく淡々と一定のケイデンスをキープして登り続けました。
ガーミンで後から振り返ってみたところ、ケイデンスは常に80前後を維持できていました。
心拍も150から160前後をうろつく感じで程よい感じに。

思いの外淡々と上れてしまった感じです。
もうちょい頑張ってみてもよかったかも?


そして定番スポットで記念撮影。


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この後はそのまま裏ヤビツを抜けて帰宅。
序盤斜度がきつい箇所が続きますが、山道に入ってからは一定の斜度が続く為走りやすいですし、何より緑の多い山道で走っていて気持ちが良いですね。

この日は平日ということもあり、時々下山するローディーとすれ違いましたが、私が走っている間は前方にも後方にもローディーの姿が見えず、終始マイペースで走ることができてとても気持ちよかったです。


あー、これは何度も走りたくなる気持ちが分かります。



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自宅に帰ってからセグメントの記録を確認。

ヤビツ峠と名のつくセグメントのまー多いこと・・・。

名古木交差点起点のそれらしいセグメントで確認してみると、タイムは「53分11秒」でした。


むー・・・。微妙。


さすがに6年以上ロードバイクに乗っていますので1時間を超えることはありませんでしたが、脱初心者の目安と言われる 50分、45分の壁には届いていませんねー・・・。

今回は淡々と登りすぎた気がしますので、もっと心拍上げて気合い入れて走れば50分の壁は越えられそうな気がしますが、45分の壁は高そうですねー。


かといって、45分切り目指してトレーニングするか!という気分にはあまりなっていないのですが、ヤビツ峠はシンプルに走っていて楽しい峠だということがよく分かりましたので、ローディーの少ない平日に休みが取れそうな時には、また走りに行きたいですね。


最後に。
クロモリフレームのゲルビム Stickyは峠道も全く苦にしないですね。
正直、上り坂に関してはカーボンフレームのピナレロ GAN S との違いが分からない位。

すいすい走れて本当に乗っていて楽しかったです。

あと数回ライドを重ねたらインプレまとめてみようと思います。



 



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