パナレーサーのバルブコア&バルブコアツールを購入
先日、バルブコアを曲げてしまったので、バルブコアまるごと購入してやったぜ、という記事を書きました。
買ったは良いものの、結局以前のホイールについていた古いバルブコアを転用してしまったので、購入したバルブコアはそのまま予備用としてツールボックスの中で休眠状態に。
その際に気になっていたパナレーサーのバルブコア、結局購入してしまいました、というお話になります。
最初からこれで良かったのに・・・。
1. パナレーサー仏式バルブコア(マビック謹製と比較)
今回購入したのは、パナレーサーの仏式2ピースバルブコア。
2つでこのお値段ですから、高くもなく安くもなく、といったところでしょうか。
マビック純正のバルブコアと比較してみます。
こうやって比べてみると、マビックのバルブコアはプラスチックを多用していますが、パナレーサーは基本金属製となっています。
お約束の体重測定やろうかと思いましたが、このレベルでカリカリするのも精神衛生上よろしくありませんので、今回は気にしないことにします。
で、一点気になったのがねじ山の位置。
マビックの方が一周分位置が高く、パナレーサーの方が低くなっているんですよね。
安物の中華製バルブコアだと、最後までねじ込むことができず空気が漏れて使い物にならなかったというレビューを見たことがありますので、少しドキドキしながら装着してみました。
はい。
特に問題はなさそうです。
マビック製よりもねじ込む時に「固いかな?」という印象ですが、単にゴムシーリング部分が新品で劣化していないだけかもしれません。
この状態で既に2週間運用していますが、特に空気漏れが早いといったこともありませんので、パナレーサーのバルブコアは、マビックホイールでも問題なく使えることが分かりました。(そりゃそうでしょうね)
2. パナレーサーバルブコアツール
で、今回ついで買いしたのが、こちらのバルブコアツール。
ちなみに、こちらがマビックのホイール購入時に付属していたごく一般的なバルブコアツール。
ツールケースの中に常に忍ばせているのですが、小さいツールなので以前使っていたマビックキシリウムエリートUSTに付属していたバルブコアツールは既に紛失していたりします。
今回パナレーサーのバルブコアを購入しましたので、パナレーサー同士だと相性が良いよな、という思いもあったのですが、それ以上にこちらのバルブコアツール、キャップ代わりになる点が気に入りました。
こんな感じですね。
そもそもロードバイクでは、バルブコアにキャップをしない人も多いようですが、何となく先端が剥き出しになっているが好きになれず、これまで常にキャップをして運用していました。
巷には他にもキャップとしても使えるバルブコアツールがあるようですが、おそらくパナレーサーのものが一番小さいのではないでしょうか?
通常のキャップとほぼ同じ大きさです。
キャップとして使う場合は、こちら側でバルブコアにねじ込みます。
バルブコアを外す場合は、こちらの楕円形の側で差し込んで回すと、バルブコアの脱着が可能になります。
こんな感じですね。
この状態でくるくる回すと取り外しが可能になります。
正直、バルブコアの取り付け、取り外しだけ考えると、通常のバルブコアツールの方が回し易いです。
パナレーサーのバルブコアツールは表面もつるつるですし、形状も格別指がかりが良い形になっているわけでもありませんので、「よいしょ、よいしょ」と回して取り付け、取り外しを行うことになります。
ただ、バルブコアって私のような週末ローディーだと年に数回しか脱着する機会はありませんので、あまり気にならないレベルですね。
こちらがキャップとして嵌めた場合。
遠目には普通のバルブキャップ。
近づいて覗き込まないと気づかないですね。
ま、出先でバルブコアの脱着を行う機会もあまりないとは思いますが、ライドに携行するツールを一つ減らすことができますので、個人的には満足。
こういったアイディア製品、好きです。
コメント
バルブのキャップはロードバイクに慣れてくると皆しなくなりますね。
あれ何ででしょうね?やはりプロの真似でしょうか?
パナレーサーのコアツール兼ねたキャップはエクステンションに同梱されているので、使ったこと無いけれど持っているって人が結構多いです。(かく言う私も2つ持っています。)
みなさん、少しでも軽量化したい、とかでしょうか?
確かにキャップがない方が、毎度の空気入れ作業は手順が減って効率は(少しですが)上がりそうです。
何となく、精神衛生上キャップをしておきたい心配性なもので、私はないと落ち着かないです・汗
パナレーサーは時々こう言ったアイデア商品を出しますね。英式バルブを米式に変換するアダプターなんてものも有りました。英式は中の虫ゴムが劣化してエア漏れを起こすので定期的に交換が必要ですが、米式に変換すれば虫ゴムに起因するトラブルは無くなります。また空気圧が測定出来るメリットもあります。尤もママチャリでまめに空気圧をチェックする必要があるかと言われれば微妙ですが。
パナレーサー製品ではタイヤレバーとデジタル空気圧計を持っています。デジタル空気圧計は誤差±10.5kPa(0.1bar)の精度で、ピークホールド機能が付いた測定モードと圧を微調整出来る調整モードが切り替えられるのが便利です。フロアポンプ付属の空気圧計(アナログ式)と比較してみましたが0.5barぐらい差があったので、今は多めに空気を入れたあとで 調整モードで必要な空気圧まで調整しています。
>shigeさん
色々なアイディア商品があったのですね。知りませんでした。
良い企業文化ですよね。好感度高いです。
空気圧系、迷いに迷ってパナレーサーのアナログのやつを最近買ったばかりですが、お話聞くとデジタル式も良さそうですね。。。
物欲が際限なく、困ったものです。