■ ワコーズのフォーミングマルチクリーナーの存在を知る

普段、チェーンに関しては PARKTOOL(パークツール)のチェーンギャングで洗浄していまして、その洗浄力には大変満足しております。


フレームについては固く絞った雑巾で拭き上げれば大体汚れは落ちるのですが、ディレーラーの内部とか、皆さんどうやって洗っているんだろう?と思ったのがきっかけでした。



ざぶざぶ丸洗いして乾かすとか、丁寧にフレームから外してバラして綺麗にするとか、洗浄力を目指すと手間がかかるわけですが、面倒くさがりな私にはちと敷居が高いわけで。

で色々と調べてみると、そんな私にぴったりな製品がワコーズさんから出ていることに気づきました。

フレームから何から、人によってはバーテープまでこちらで洗っている人がいるようです。



色々と調べてみると、チェーン洗浄の商品も評価が高い模様。
パークツールのチェーンギャングは、何度もぐるぐるペダルを回して洗浄する製品ですので、もしかしてこちらの方が楽できたりして?と興味が高まりまして、折角ですのでまとめて試してみることに。



で、ワコーズからはチェーンオイルも出ているようで、こちらもなかなか評価が高い模様。
何より、こちらの製品は水置換性があるのも魅力的。



金属表面に付着している水分、湿気と置き換わり潤滑・防錆被膜を形成します。

パークツールのチェーンギャングは思いっきり水で洗う製品になります。
洗浄後はチェーンに残った水分を拭き取ってからオイルを差すことになるのですが、チェーンリングの間に水分が残っていたとしても、こちらのオイルだと残った水分を追い出してくれる性質がありますので、こいつも良さそうだな、とまとめてお買い上げ。



で、私は1つ1つバラバラで買っていたのですが、まとめ買いもできるんですね。。。
こちらでまとめ買いした方がお得なようです。





■ 洗浄力のほどは?

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フレームに飛び散った油汚れや泥汚れは、フォーミングマルチクリーナーで綺麗にすることができました。
泡を吹き付けてしばらく放置、その後吹き上げるだけで綺麗になるんですから、楽ちんです。
では、しつこいチェーンの油汚れはどうかとこちらも試してみました。

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ある雨上がりの週末に走った結果がコレです。
見事にドロドロですね。

チェーンについては、チェーンクリーナーを吹き付けて汚れを浮かせてからフォーミングマルチクリーナーを吹き付けます。

残念ながら、吹き付けて写真撮って、というのがなかなか難しい。。。
油汚れがひどい箇所だと、みるみるうちに白い泡が消えていきますので、カメラを構えた時には白い泡が少しだけ付着した分かりにくい絵面になってしまいました。

何とか泡が残っていた参考写真はこちら。。。

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こういった普段洗いにくい場所にも使えるのが良いですね。

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地面に敷いた新聞紙の上に溜まった水たまり(?)を見ると、いかに汚れていたかがよく分かりますね。

スプロケットについては、泡が消えた後、残った汚れをごしごし拭きあげます。

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すると、ここまで綺麗に。

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ちょっと感動しました。

チェーンはというと、こちら。

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もうちょい大きく撮れば良かった。。。失敗。
分かりにくいのですが、表面はピカピカになります。
ただ、チェーンの内側に残った汚れは、3割くらいは残っている模様。

ちなみにパークツールのチェーンギャングで洗った直後はこちら。

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こちらは、チェーンの内側にもほとんど汚れは残っていません。
チェーンギャグはブラシがチェーンの内側にもごしごし当たるようになっていますので、ワコーズの「汚れを浮かせて落とす」方式よりも、シンプルに洗浄力が高いようです。



ちなみに、パークツールのチェーンギャングには、洗浄剤とスプロケ掃除用のブラシが付いたセットがあります。
私はこちらを購入したのですが、以前の記事でも書きましたが、洗浄剤は普通の食器洗剤で代替可能。ブラシは使い勝手も良くないので、ツール単体での購入がオススメです。



私的な結論は以下となりました。

  • チェーンについては、パークツールのチェーンギャングを使用
  • スプロケットやディレイラーなどの部品、フレームについてはワコーズのフォーミングマルチクリーナー
  • チェーンオイルは、ワコーズのチェーンルブ
ワコーズのチェーンクリーナーは、ディレイラーなどの汚れがひどい時に使う・・・?
チェーンクリーナーは最近全く使ってないことに今気づきました。
いつか使う日が来ると信じて、工具箱の底で眠っています。



フォーミングマルチクリーナーについては、無条件にオススメです。


 


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