ほんと、ただただお恥ずかしい失敗談なのですが・・・汗
しかも、かなり初歩的なメンテナンスミスからくるものでして。
あーやらかしたねー、とご笑覧下さい。
インナーチェーンリングの取り付け向きはきちんと確認しましょう
1. クランクを回しても空回るばかり
それはある日のライドのこと。
我が家は坂の多い街でして、自宅を出てすぐに上り坂があります。
そこでフロントをインナーに落とした時のこと。
クランクが「すかっ」と空回るではないですか。
まだ時速15kmほどしか出ていない段階でクランクから急に力が抜けてしまったもので、バランスを崩しそうになります。
慌てて左足のビンディングを外すことに成功し、間一髪落車せずに済みました。
あー、またチェーン落ちしたのか・・・と足元を確認しようとすると、「がりっ、がりっ」と妙な感触がクランクに伝わってきます。
よく見ると、チェーンがインナーのチェーンリングの上に乗っていますが、リングの歯とチェーンが噛み合っていません。
何これ・・・?
クランクを前に回しても空転するばかりなので、クランクをゆっくり逆回転させたところ、「がしゃん」とチェーンリングの歯の中にチェーンが収まりました。
これは初めての症状です。
思い当たるフシは・・・
ありました・汗
このライドの2日前、チェーン清掃のついでに、久しぶりにチェーンリングも綺麗にしようとクランクをフレームから外し、チェーンリングも取り外してディグリーザーで清掃しました。
ちょうど清掃が終わったところで、ポツリポツリと雨が降ってきた為、大慌てでチェーンリングをセットしてボルト止めし、クランクもフレームに取り付けて室内に運び込んだことがありました。
その時、チェーンリングの取り付けを間違ったかも・・・?
過去何度も実施したメンテナンスではありますが、その時は慌てていたので、あまり確認せずにボルト止めをしたような気が。
ライド中止しようかなー、と思いましたが、この日は我が家からそう遠くないところにあるお墓参りに出かけようとしていましたので、ほぼフロントアウターで走れそうですし、このままライドに出発することに。
往復1時間ちょいのライドで、フロントインナーでないと登れない坂が3箇所ほどあったのですが、ゆっくりクランクを回しながら変速することで、3回中2回はシフトチェンジに成功。
失敗した1回は同じようにクランクが空転することになりましたが、予測していたことでもありますので、慌てずに停車して、チェーンリングにチェーンを落とし込んで再出発。
何とか事なきを得ました。
2. チェーンリングの取り付けは確実にしましょう
さて、帰宅後、早速クランクを外してチェーンリングを確認してみます。
インナーチェーンリングには、上下、裏表と取り付け位置がきっちり決まっています。
まずは上下の取り付け位置。
突起が出ている箇所がクランクと重なるように設置する必要があるのですが、これは合ってますね。
ということは、裏表を間違っていた・・・?
はい。
間違ってますね・汗
チェーンリングの裏表ですが、シマノの刻印がある面をフレーム側にする必要があるのですが、見事に反対に取り付けていました。
これは取り付け直した後の写真ですが、シマノの刻印がフレーム側(クランクからすると内側)にする必要があります。
いやほんと、お恥ずかしい限りで。
チェーンリングの取り付けを間違えるとこんなことになりますよ、という悪例ということで、皆さんお気をつけて下さい・・・。
コメント
チェーンリングを外したらフィキシングボルトも交換しないと危ないですよ。安いパーツですし、ケチってはいけない部分です。
>たかにぃさん
なるほどです。固定力弱まったら危ない箇所ですよね。。。
早速調達しておきたいと思います!