リアディレイラーを交換(ALTUS RD-M370からRD-M310へ)

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先日リアディレイラーのプレートをひん曲げてしまった息子くん。
そりゃもうしょんぼりしていました。

精神的なダメージもそうなのですが、自転車がないと通学が電車になってしまいます。
息子くんの場合、電車だと途中で乗り換えがあったり、自宅から駅まで、駅から学校までの徒歩時間も加わる為、通学時間が倍近く増えてしまうんですよね。

日が暮れるのが早くなったこの季節。
帰宅が遅くなるのも可哀想なので、帰りは最寄り駅まで車で迎えに行ってあげたりと、親にも負担がかかる始末。

早く自転車を修理したい!という息子くんの焦る気持ちを抑えつつも、ディレイラーが届くまでに数日かかった為、結局交換作業は翌週末になってしまいました。

■ リアディレイラーを交換(ALTUS RD-M310を購入)

 

1. リアディレイラーは ALTUS RD-M310を選択

実は、リアディレイラーの選択で悩みました。
息子くんのクロスバイクに着いていたリアディレイラーは ALTUS RD-M370。
現在のシマノ公式で確認してみると、9速対応なんですね。

クロスバイクのシフターやスプロケットは全て8速で揃えられています。

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これは何故なんでしょ。
私はそこまで詳しくないのですが、シマノの場合、9速対応でもシフターやスプロケ、チェーンの長さを8速対応で揃えておけば問題なく動くという話は聞いていましたが。
昔のALTUS RD-M370は8速対応だったのか、9速のものをそのまま8速として使っているのか。

ブリヂストンさん(息子くんのクロスバイク SYLVA F24)、どっちなんでしょ?

で、色々と調べるのも面倒になってきたこともあり(汗)、それなら8速対応のRD-M310にしてしまえ、ということで Amazonでポチッと購入することにしました。

RD-M370とRD-M310を並べてみました。

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だいぶゲージの長さが違いますね。
RD-M310の方がゲージが短いですが、プーリーは明らかに大きいです。

走りにどう影響するんだろ?なんて気になってしまいましたが、息子くんの通学用クロスバイクですので、まずはきちんと動いてくれれば合格です。

 

 

2. シフトケーブルが抜けない

そして翌週末。
さくさく交換作業を進めるのですが、いきなりシフトケーブルの交換で躓きました・・・。

SYLVA F24 に付属しているシフトレバーは、ブレーキレバーとの一体型。

シフトケーブルを引き抜く為には、タイコを露出させる必要があるわけですが、全てのネジを外しても、カバーが外れない・・・。

まさにSYLVA F24 のケーブル交換を行なったブロガーさんの記事を見つけたのですが、その情報を参考にしてみても、やはりカバーが外れません。

こりゃまいった。

ということで、力技です。

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カバーは外れないのですが、隙間を作り出すことはできましたので、隙間から強引にピンセットを使ってタイコを引き抜いてしまいました。

10分以上カバーを外そうと苦闘した後でしたので、無事タイコを引き出すことができた時には息子くんともどもガッツポーズ。

ただ、まだまだ問題が。

引き着いた場所に新しいケーブルを差し込むのですが、なかなかシフターからケーブルが出てきてくれません。

内部構造もよく分かりませんので、押したり引いたり、隙間からピンセットでちょいちょい動かしながらケーブルを押してみたり。

これまた10分くらい息子くんと一緒になって作業を繰り返し、何とかケーブルをシフターから押し出すことに成功。

これ、一人だとできませんでしたね・・・。
手が4本あって、ようやく成功できた感じです。

コスト重視で一体型として作られたシフトレバー。
こんなにメンテナンス性が低いとは思いませんでした。

 

 

3. 無事交換作業が完了するも・・・

シフトケーブルの交換作業に難航しましたが、ディレイラーの交換はさくっと完了。

シマノのディーラーマニュアルに沿って作業を行えば、交換作業はそこまで難しくありません。

  1. リアディレイラーを取り付ける
  2. ストロークの調整(トップ側、ロー側それぞれについて調整ボルトを回して実施)
  3. チェーンの長さ調整(今回は同じチェーンの使い回しで問題なし)
  4. ケーブルの固定
  5. Bテンションアジャストボルトでスプロケットとの距離の調整(これも今回はデフォルト設定で問題なし)

難しいのは、スムーズにシフトアップ、シフトダウンをさせる為の微妙なディレイラーの調整なのですが、マニュアルに沿って何度か調整をすると比較的スムーズに調整できました。

普段はこの作業が一番時間がかかるのですが、今回はシフトケーブルの交換に手間取ったので、やけにあっさり済んだ気がします。

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ただ、最大の問題は、先日の記事でも書きましたが、ディレイラーをスポークに巻き込んだことにより、ホイールに生じた振れ。

改めてホイールを装着してペダルを手回ししてみたところ・・・。

そりゃもうぐわんぐわんに振れていました・泣

こりゃ諦めて新品買いましょう・・・。
時間があれば、スポークだけ取り寄せて交換、振れ取り作業をしてみようと思いますが、年内はちょっと時間も取れそうにありませんので、今回は割り切ってリアホイールを新品交換することに。

まだ買ったばかりなのに・・・泣

 

コメント

  1. 得古老爺 より:

    この度は逝ってしまわれたディレーラーとホイールにお悔やみ申し上げます。
    私もクロスバイクの一体型のシフトワイヤーを交換をした事がありネットで
    シマノのディーラーマニュアルをダウンロードしてから交換作業しましたが
    最近の物だったせいか意外にも戻し切った場所のワイヤーラインの根本には
    ブレーキ同様にタイコが来るようになっておりその対角にプラネジがあって
    そのネジを外しワイヤーを押し戻せば難なく外せて交換する事が出来ました。
    他の物はわかりませんが苦労する事無く整備可能な設計にするのが普通です。
    ホイールもスポ根希望なら別ですが苦労するだけ無駄です新品にして大正解!

  2. おとーさん より:

    >老爺さん
    リアホイールは取り寄せということで、ちょっと時間がかかりそうですが、今回はお金で解決、ですね。
    スポーク交換は、趣味と割り切って気長にチャレンジしてみようと思います。。。

  3. より:

    ホイール(-_-)……残念でしたね……廃棄は勿体ないので、真新しいハブのベアリング関係一式とフリーボディを外して保管して置けば、もしもの時のスモールパーツに使えると思えば、希望が残ると思います。
    振れてないスポークもスペアになるかも知れません。
    それとシマノのリアディレイラーはティアグラの4700系からインディックスの移動量が変わって、4600系とは全く互換性が無くなって105、アルテグラ、デュラも互換性が無くなりました……
    逆にソラとアルタスの9と8S系はインディックスは互換性があって、8SはスプロケとSTIを交換で9Sに出来ます。
    シマノとカンパのSTI同士も、中の偏心カム交換でシマノのコンポにカンパのレバーが使えるパーツもありました。

  4. おとーさん より:

    >♪さん
    何事もポジティブに、ですよね!
    そうか、今後のアップデートを考えたらアルタスも9sを購入しておく、という手もありましたね。。。

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