Googleで何かを検索したとき、AIがまとめた回答(AIの概要)を見て「これ、ほんまかいな?」と不安になったことはないでしょうか。
近年、生成AIの進化によって検索は便利になった反面、AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション(幻覚)」のリスクが問題視されています。特にロードバイク関連のような、専門的だったりニッチなニュースや商品のレビューに関しては、AIの要約よりも「信頼できる人間が書いた記事」を直接読みたいと思ってしまいます。
実はGoogle検索には、こうしたAI時代の検索ストレスを軽減し、自分が信頼している特定のウェブサイトを検索結果で優先的に表示させる機能「優先ソース(Preferred Sources)」が用意されています。
AI時代の検索機能と自転車メディア
AI時代の悩み「ハルシネーション」とGoogle検索の変化
現在、Google検索ではAI(Geminiなど)を活用した検索結果がトップに表示されることが増えています。しかし、AIは既存の膨大なデータを学習して「それっぽい文章」を作るのが得意な反面、以下のような弱点があります。
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事実とは異なる情報を事実のように出力する(ハルシネーション)
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専門的なニュアンスや、最新のリアルなユーザーの声を反映しきれない
こういったAIに起因する新たな問題について、海外の自転車メディア『road.cc』が、「うちの記事を優先的に参照するようにしたら良いんやで」という、「AIのハルシネーションに邪魔されず、人間が書いた信頼できる確かなアドバイスやレビューに素早くアクセスする方法」として、Googleの「優先ソース」機能を紹介してくれています。

実はこういった専門Webメディアとしても、勝手にAIエンジンに「中抜き」されてしまうと、自分のサイトを訪問してくれるユーザーが減ってしまいWebメディアとしての収益が低下するという悩ましい問題もあったりします。
最近になって日本国内でも使用できるようになった機能なのですが、自転車専門Webメディアが自衛の意味も込めてこういった記事を挙げているのは興味深いですね。
Googleの「優先ソース(Preferred Sources)」とは?
「優先ソース(Preferred Sources)」とは、ユーザーが「このサイトの情報は信頼できる」「いつも見ている」とお気に入りに指定したウェブサイトを、Google検索の結果(特に『トップニュース(Top Stories)』などの枠内)で優先的に上位表示させる機能です。
これを設定しておくことで、検索結果がパーソナライズされ、どこの誰が書いたか分からないAIのまとめや有象無象のサイトに埋もれることなく、お目当ての専門サイトの記事へ一発でアクセスできるようになるわけです。
Webメディアにとっての「自衛の手段」になるわけですね。
【具体的】優先ソースの設定方法(2つの手順)
設定は非常に簡単で、わずか数クリックで完了します。以下の2つの方法のどちらからでも設定可能です。
方法①:Googleの「トップニュース」の星マークから設定する
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Googleでニュースに関連するキーワード(例:「ロードバイク 最新トレンド」など)を検索します。
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検索結果に表示される「トップニュース(Top Stories)」というブロックを探します。
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そのブロックの右上や横にある「星(★)マーク」をクリックまたはタップします。
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「優先ソース(Preferred Sources)」の管理ページに移動します。
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検索窓が表示されるので、自分が信頼しているサイト名(例:
road.ccや、いつも読む日本の専門メディアなど)を入力し、チェックボックスにチェックを入れるだけで完了。
方法②:サイト側が用意したリンクから1クリックで設定する
多くの海外メディアや先進的なサイトでは、サイト内に直接「Google Preferred Source」に登録するためのボタンやリンクを設置し始めています。
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信頼しているお気に入りサイトのフッター(最下部)や案内記事にある「Google Preferred Sourceに登録」といったボタンをクリックします。
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Googleの認証・設定画面に直接ジャンプするので、そのままチェックを入れれば登録完了です。
例えば今回紹介記事にあるroad.ccの場合、「Make road.cc a preferred souce on Google」といったリンクが用意されていて、このリンクをクリックすると、以下のようなgoogleの設定画面に遷移します。

ここで road.cc をサイトとして追加ておくと、優先的にこのサイトの記事が表示されるわけです。
そして判明する悲しいロードバイクメディアの実情
では早速日本国内、海外の自転車関連メディアを登録しようと試したところ、悲しい事実が判明します。
googleで「ロードバイク 最新トレンド」とキーワードを入れて検索したところ、上記説明にあるような「トップニュース」が表示されないではないですか。
お?
ちょっと Geminiに理由を聞いてみます。
Google検索結果の画面にトップニュース(ニュース枠やタブ)が表示されないのは、Google側がユーザーの検索体験向上のために行っている表示テストやアルゴリズムの調整、またはアカウント設定やキャッシュの一時的な不具合が原因です。
検索結果画面でトップニュースが表示されない、または「ニュース」タブが消えるのには、主に以下の理由が考えられます。
Googleの表示テスト: Googleは検索画面をより良くするため、検索結果に表示されるタブの並び順のシャッフルや、一部のニュース枠の非表示といったテストを定期的に実施しています。
検索キーワードの性質: 検索したワードがニュース性が低いと判断された場合や、該当する最新のニュース記事がウェブ上に少ない場合は、トップニュース枠が表示されません。
おうふ・・・。
試しに「ワールドカップ ハイライト」と検索してみます。

はい。
がっつり表示されますねー。
ロードバイク、ニュース性が低いんですって・・・。
それなら、国内各種メディアのサイト内にあるリンクを探そう!と、日本国内の有名どころを探してみたのですが・・・。
どのサイトも、ぜんっっっっぜん、AI検索対策してません・・・。(リンクがどこにも用意されていない・泣)
そりゃ、googleもトップニュースに表示するだけのネタがない、と言っている状況であれば、優先ソースに設定したところで、という話なのかもしれませんが・・・。
AIを賢く活用しよう♪なんて軽い気持ちでいたのに、最後には何とも悲しい現実を突きつけられてしまいました。

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