まずはショートライドでレビュー
無事ホイールも到着、シーラント剤を注入したは良いものの、まー天気が悪いこと。。。
平日は天気が良くても、週末になると台風の影響で雨。
まーじらしてくれました。
MAVIC KSYRIUM ELITE UST到着(シーラント注入) : 昔チャリダー今ローディー
そんな中でも、ある週末、空模様は微妙で午前中は小雨がぱらついていましたが、午後に少し晴れ間が!!
午後スタートですし、いつ雨が降り出してもおかしくない天気でしたので、近場の多摩川サイクリングロードを走ってみることにしました。
1. マビックキシリウムエリートUST ショートライドレビュー
根がいい加減な性格な為、走り出す前に確認項目を頭の中で再確認します。
- 漕ぎ出しが軽くなる
- 人によって意見は異なるが、ギア1〜2枚分軽くなる
- 鉄下駄に比べて、高速での巡行速度を維持するのが楽になる
- 特に坂道が楽に感じるようになる
- チューブレスタイヤの特徴として乗り心地が良い
- その結果、体への負担、疲労度が軽くなる
様々な先人の意見を参考にすると、こんなところですかね。
結果として、平均速度は上がるのかも確認したいところですので、過去に走行したことのあるルートを走ってみたのですが。
風が強い。。。比較になるんだろうか。
(1) 漕ぎ出し
少し軽くなったかなぁ、という程度。感動するほどの違いは体感できず。
(2) ギア
これは明らかに体感できました。私の普段の巡行速度は、ケイデンス80で28km/hr。同じギアでケイデンスを80まで上げると鉄下駄ホイールに比べてペダルが軽く感じます。ギアを一枚上げてケイデンスを80まで上げると速度は30〜31km/hrまで上がりました。
ただ、KSYRIUM ELITE でギアを一枚上げた時の脚への負荷や心肺への負荷が、鉄下駄PR-1で一枚ギアが軽かった時と全く同じですか?と聞かれると、ギアが一枚上がっている分そのままとは言いませんが、少し負荷は上がっているかなぁ、という感じ。
確実に軽く感じるけど、その分脚力は求められるような不思議な感じです。
(3) 巡行速度維持が楽になる
これは既に上でも触れていますが、同じ「脚の力」だとギアが一枚上がる感じになり、巡行速度は上がります。
鉄下駄PR-1だと、巡行30km/hrを5分続けると「ぼちぼちいいかな。。。」という気分になり、普段の28km/hrまで落としたくなりますが、KSYRIUM ELITEだと5〜10分続けてもまだ行けるかも?という感じ。
ですので当然、以前と同じ巡行28km/hrだと脚・心肺への負荷は明らかに軽くなります。
では、普段あまり走ることのない35km/hrや40km/hrまでスピードを上げたらどうなるのか、という点については、風が強くて確認できませんでした。。。台風のばか。
(4) 坂道が楽になる
多摩川サイクリングロードなので、この確認は無理でした。
ただ我が家は坂がちな場所にある為、多摩川サイクリングロードの行き帰りには、斜度10%の坂を登る必要があるのですが、せいぜい100mくらいしかありませんので、何とも確認できず。
これはもう少し坂の多い場所に行かないとですね。
(5) 乗り心地が良い
これはもうすぐに分かりました!!
そりゃもう感動ものです。
購入前に幾つかのブログで確認はしていて、ある方の表現で「道路に絨毯を一枚ひいた上を走っている感じ」というものがありましたが、まさに言いえて妙でした。
例えば歩道との段差や路肩の小さな凹凸があると、以前は「がっつん」と腕にきていた衝撃が、「ごん」くらいになりました。分かりづらいですかね。。。
昔はフロントサスペンション付きのマウンテンバイクに乗っていたわけですが、さすがにそこまでの衝撃吸収力はありません。(そりゃそうだ)
今のCONTEND SL1はアルミフレームなのですが、購入の際にはジャイアントストアでカーボンフレームのバイクにも試乗させてもらいました。その経験からすると、アルミとカーボンのフレーム差以上に、クリンチャータイヤとチューブレスタイヤの差は大きいですね。
今アルミフレームに乗っていて、乗り心地を改善したいという方であれば、フレームを変えるよりも前にタイヤを変えることをオススメします。
なんとも伝えづらいこの感動。歯がゆいですね。
具体的な道路状況ですが。多摩川サイクリングロードのガス橋上流側。この辺りって路線が結構ガタガタなんですよね。当然アスファルトで舗装されているわけですが、以前の鉄下駄でこの辺りを30km/hrで走ろうものなら、腕や上体にガンガン衝撃が来てキツいです。それがロングライドの帰路だったりすると、その衝撃がしんどい為、自然と速度も20〜25km/hrに下げてしまうんですよね。
それが新しいKSYRIUMだと、そこにカーペットが一枚引いてあるかのように、衝撃が和らぎますので、スピード落として走りたくなる衝動から解放されるわけです。
これって、ロングライドにおいては結構有難い話です。
(6) 体への負担が軽くなる
ということで、今回は悪天候の合間を縫って往復45kmほど走っただけですので、断定的なことは言えませんが、帰宅後の体の疲労度は明らかに「軽い」です。
今回のホイールアップグレードの一番の目的がコレでしたので、まずは満足です。
2. 結論(ショートライドを終えて)
まだ長距離走ってもいないですし、坂道も走ってないので拙速な結論は出せませんが、今回感じたことは以下の通りでした。
- 体への負担は明らかに軽い
- 風が強い中、かつ台風続きで一ヶ月ぶり位のライドでしたが、前回走行時と平均速度はほぼ同じ(多分ちょっと早くなってる気がする。。。)
色々と振り返ってみると、「ホイールの恩恵」よりも「タイヤの恩恵」を強く感じているような気がします。
この辺りはもっと乗ってみないとですね。
ということで、次回はロングライドで改めて振り返ってみたいと思います。
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