ロードバイクを水・泡でがっつり洗車してみた
今までロードバイクの洗車は「水無し」洗車でした。
ライド後には固く絞った雑巾で汚れを落とすようにはしていましたが、それ以外ではワコーズのフォーミングマルチクリーナーを使って汚れを落としていました。
何よりお手軽で便利ですので。
チェーン汚れが飛び散った位の油汚れであれば、このクリーナーで十分落ちますし。
雨の中走ることもない為、そこまで汚れずに済んでいるのも大きいですかね。
ただ、ディレイラー周りだったりブレーキ周りの汚れは微妙に落としきれなかったりするので、一度水を使った洗車ってやってみたかったんですよね。
とはいえ、水で洗車する場合、その後がっつり乾かしてあげないとサビの原因にもつながりますので、冬場はやる気にもなれず。
ようやく暖かい(というか、もう若干暑い)季節になりましたので、晴れた日に早起きして、水を使った洗車にチャレンジしてみました。
ちなみに、以前記事にも書きましたが、バイクのメンテナンスには3Mの作業用の手袋を愛用しています。
ロードバイク メンテナンス用手袋 : 昔チャリダー今ローディー
ただこちらの手袋、手の甲部分は防水記事になっていませんので、水洗浄には向いていないんですよね。
そこで、先日コメントでたかにぃさんにお勧め頂いたショーワグローブを今回投入してみました。
レビューコメントを見てみると、意外とサイズは小さめのようです。
私の手は成人男性としては身長の割には小さめ。
ロードバイク用のウェアは「ザ・Mサイズ」なのですが、手袋だとSサイズがぴったり。
なのですが、コメントを頼りに今回はLサイズを購入。
結果としては、Lサイズでドンピシャでした。
まずは順番として、チェーン清掃から。
チェーン清掃をすると、フレームにも汚れが飛び散りますからね。
先日、チェーン清掃の真髄に触れることができた結果、実は見た目上はそれほど汚れはひどくなっていませんでした。
実は「できた気になっていた」チェーン清掃 : 昔チャリダー今ローディー
チェーンをきちんと乾かしてからオイルを差し、その後ライド前にも改めて余分な油を吹き切ることで、前回清掃から3ヶ月程度、走行距離にして1000kmオーバーは走っているのですが特にスプロケットの汚れが少なくなりました。
しかも、油分の少ない汚れだった為、乾いたタオルで拭き上げるだけでほとんどの汚れが取れました。
チェーン清掃には、余分な水分、油分はご法度なんですね。
つくづく実感させられました。
他方、チェーンは見た目にはあまり汚れてはいなかったのですが、実際に洗浄してみるとそこそこ内部の汚れは出てきました。
さっそくショーワグローブ大活躍です。
そこまで真っ黒ではなかったですが。
この後はクランクも外し、BB周りにはできるだけ水をかけないように、中性洗剤(台所用のキュッキュッと)を、これまた食器洗い用のスポンジを使って泡だらけにしていきます。
写真にすると、そこまで泡だらけ感はないですが。
この後泡を綺麗に洗い流し、水分を拭き上げます。
シートポストを外して逆さまに、日向ぼっこさせて徹底的に乾燥させます。
わずかではありましたが、シートポストを外したら水滴が流れてきましたので、BB周りからある程度は内部に水が入っていたようですね。
この状態で半日乾かします。
大切に乗っているつもりだったのですが、ぼちぼち傷が見つかってしまいました。
こんな場所、いつ傷つけたんだろう。
スプロケットとも反対側なので、何かをぶつけるような場所でもないのですが・・・。
ダウンチューブに擦れ傷発見。
これも、いつつけたんだろ・・・。
意外と、ライド時に目が届く範囲には傷がなく、裏側だったり内側に傷がついていました。
よくこんな場所にうまいことキズつけたもんだな、と。
最後に水垢汚れを落としきる為に、フォーミングマルチクリーナーを使いながらフレーム全体を拭き上げて洗車完了。
ぴっかぴかです。
で、せっかく綺麗に油汚れを落とし切りましたので、コーティングをしておきます。
ワコーズバリアスコートで拭き上げると、更に「ぬめっ」とした光沢を放ちます。
コーティング後は一日くらいは放置しておいた方が良いそうですので、その日はライドにおでかけできません。
フレームには触らないように気をつけながら、チェーンに注油をして余計な油を拭き取っておきます。
ディレイラー
やプーリー等の可動部分に油を差して完了。
後は次回ライド前に、チェーンの余計な油を再度拭けば完了です。
初めて水を使った本格洗浄を行ってみましたが、乾かす時間も含めると丸一日かかりますので、ここまでの洗浄は年に数回で十分ですね・・・。
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