ロードバイクを初めておよそ4年半が経過しました。
そうするとどうなるか?


ぼちぼち自走で行ける場所は行き尽くした感があるんですよね。


ではどうすれば良いか?
輪行すれば良いわけです。



むかーしマウンテンバイクでツーリングに勤しんでいた頃にはよく輪行していたのですが、かれこれ20年以上輪行から遠ざかっています。
現在我が家にあるのは、カビの生えかけたマウンテンバイク用の輪行袋が2つと、ロングライド時の保険用として購入した小型の輪行袋。

せっかくですので、輪行グッズ一式を刷新しつつ、輪行スキルが錆び付いていないか確認してみたいと思います。





■ 20年ぶりに輪行手順・輪行グッズを再確認



1. 手持ちの輪行グッズ

まず、現在手持ちの輪行グッズをご紹介。
一番古い輪行袋は冗談でなくカビが生えていましたね・笑

まずは超弩級の輪行袋。


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脅威の870g。
縦型収納タイプですので、エンド金具も入っています。
マウンテンバイク対応のT's SPICEというブランドの輪行袋になります。

昔もオーストリッチの輪行袋が定番だったのですが、学生には高くて手が出ず、少しでも安く、かつ飛行機輪行にも耐えられるよう、生地の厚い丈夫な輪行袋として購入したように記憶しています。

もう1つが前輪だけ外すタイプの軽量タイプ。


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約500g。
今では前輪だけ外すタイプの輪行袋は電車に載せてはいけないようですが、昔はこのタイプでも輪行していたような?
その代わりと言っては何ですが、JRでは改札で有料の大型手荷物として追加でお金を支払い、車両に持ち込んでいました。
駅員さんに現物確認してもらって、お金を支払って持ち込んでいたので禁止ではなかったのかな?と思います。(何せ20年以上前のことですから、ルールも変わったのですかね)

最後に保険として購入した小型軽量の輪行袋。
こちらは新しいものです。


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ポケットインの軽量輪行袋です。
公称200gなのになんでこんなに軽いの?と思って中を確認してみたら、結束用のベルト3本が入っていませんでした・・・。
それらを加えると、約200gになります。
ほんと軽いです。





ロングライドに出かける時に、オルトリーブのサドルバッグ(Mサイズ)に保険として入れて出かけたりしていますが、未だに実践投入されたことはありません。

輪行袋はポケットインをそのまま使えば良いのでは?とも思うのですが、横置きタイプとなる為、電車の中ではそこそこスペースを取るんですよね。
今回は縦置きタイプを1つ追加してみようかと思います。 



2. 新たに買い揃えた輪行グッズ

今回は学生時代には手がでなかった輪行グッズを大人買いです。
いやー、快感ですねー。 



(1) 輪行袋
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まずはこれがないと始まらない、ということでオーストリッチ輪行袋(L-100)。
何かと「目立つ方が防犯上良いよね」ということで、赤色を選択しました。


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我が家の輪行袋を並べてみました。
小型なポケットインよりは大きいですが、マウンテンバイク用に比較すれば十分コンパクトですね。






(2) エンド金具
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今回購入した輪行袋が縦型収納となりますので、エンド金具も必須。
オーストリッチエンド金具(リア用)となります。
いちおうクイックも付属していますが、クイックに関してはホイール付属のものをそのまま使えば良いので、こちらを使うことはないでしょう。
 





(3) フレームカバー
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お次はフレームカバー。
愛用のロードバイクはカーボンフレームになりますので、フレームカバーもあった方が良いよね、ということでオーストリッチフレームカバーC(4枚セット) を購入。

何箇所にも使う必要はないと思いますが、フレームがセミエアロな形状になっていますので、あまり細いタイプだと役に立ちませんので、大型のCタイプを選択しました。






(4) スプロケットカバー
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最後はスプロケットカバー。
マルトのスプロケット&ディスクブレーキローターカバー となります。
最初はオーストリッチで揃えようかな?と思ったのですが、こちらのカバーが大ぶりで評判が良かったのでマルト製を選択。







3. 輪行準備にかかる時間を計測してみた(目指せ10分切り)

これで輪行に必要なグッズは揃いました。
オーストリッチの輪行袋に付属していたマニュアルを見ながら、輪行の手順を再確認。

なにせ最後に輪行したのは20年以上前ですからね・・・。
10分切れれば合格だよね、と思いつつも、久しぶりですから15分切れれば合格かな?と、スマホのストップウォッチを起動させて、輪行袋に収納していきます。

  1. ギアをアウタートップにする
  2. 前後のホイールを外す
  3. フレームをひっくり返し、ハンドルを右側に目の前に設置
  4. エンド金具をセット。チェーンステーの延長線上にセット

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  5. スプロケットカバーをセット

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  6. フレームカバーをトップチューブとシートチューブの接合部に巻きつける

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  7. リアディレイラーを保護する為、3段ほどインナー(内側)にシフトさせる
  8. ペダル(クランク)を右側が下、左側が上になるようにセットした上で、シートステーに沿わせる位置にセット(だいたいの位置で良いかな、と)
  9. リアホイールをフレームを挟んで手前側、フロントホイールを向こう側に設置。リアホイールはスプロケットが内側に、フロントホイールはクイックを外側にする
  10. ハンドルを手前側に倒してリアホイールをサンドイッチ
  11. 【固定その1】ダウンチューブにバンドを一回巻きつけた上で、ダウンチューブとタイヤを固定する

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  12. 【固定その2】サドル下部に引っ掛ける形でホイールをバンドで固定する

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  13. 【固定その3】チェーンステー部分でホイールをバンドで固定する

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  14. 固定完了の図がこちら

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  15. チェーンステーに肩紐を固定(輪っかに通すだけですが)

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  16. 肩紐をフォークエンドに引っ掛けてから輪行袋に収納

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  17. 肩紐を輪行袋の穴に通してから再びフォークエンドに引っ掛ける

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  18. 肩紐の反対側をステムに巻きつけて固定

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  19. 輪行袋にすっぽり納めて完了!

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さて、気になるタイムは?

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おー、13分切りですね。
写真を撮りながらだったことを考えると、作業に専念すれば十分に10分切りできるかも?


今度は袋から取り出して組み立てておしまいですが、ここはタイム計測するまでもないので省略です。
特に悩むポイントもないですからね。


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エンド金具、肩紐、固定用のベルトを巻き込んでぐるぐる巻きにして、袋に収納。


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エンド金具を入れても問題なく収納できました。


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エンド金具込みで405.6g。
これくらいの重量なら仕方ないですかね。


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こちらが今回刷新した輪行グッズ一式になります。

この輪行グッズ一式と、パンク修理キット一式を収納しようとすると、現在我が家にあるサドルバッグでは対応できないんですよね。
その辺りも考えないとです。


ともあれ、事前に輪行手順を確認したとはいえ、久しぶりの輪行作業としては十分スムーズにできたかな?と思います。
がっつり忘れてたらどうしようかと思いましたが、まずまず合格、ですかね。



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