先日購入したシマノのカスタムフィットインソール。
ローラー台、ライド含めると500km以上走ったこともあり、だいぶ足に馴染んできた気がします。
この辺りで使用感などまとめてみたいと思います。
カスタムフィットインソールの効果は絶大だけど、足の指が疲れる
1. 時間とともに足の形にフィットしてきたインソール
まずは振り返りから。
今回は自宅で熱成形にチャレンジしたわけですが、こればかりはお店で専用器具を使って実施した方が、足の形によりフィットするようになるのでは?と思います。
こちらが熱成形前。
踵部分と土部まずの部分は立体成形されていますが、つま先部分は比較的フラットな形状となっています。
これを熱成形するとこんな感じに。
踵部分とつま先部分が若干足の形に合うように、より立体感が増しているかと思います。
ただ、この段階では「この程度なの?」と正直がっかり感があったのも事実です。
ぶっちゃけ、あまり形変わってなくね?と。
で、その後使用すること1ヶ月ちょい。
走行距離にして500km走った状態がこちら。
写真だと若干分かりづらいかもしれませんが、足の指一本一本がくっきりと形取られています。
履いた時、足のつま先まで力を入れてしっかりと踏ん張ることができます。
試しに、以前履いていたシマノのSPDシューズを履いてみたのですが、つま先は正直「遊び」がありますし、ペダルを踏んでもつま先の力が加わる感触はあまりありませんでした。
比べてみて初めて実感できる部分ではありましたが、改めて通常のインソールと比較してみると、この違いはとても大きかったです。
こちらがかかと部分。
明らかに「深く」「踵の形にフィット」するような形状になっています。
こりゃすごい。
2. ペダルにダイレクトに伝わる感触が強い
ということで、まさに「カスタムフィット」の名の通り、つま先から踵まで、まさに私の足専用の形状に仕上がってきました。
使用前後でパワー計測とかしたら説得力があるのでしょうが、常に安定したパワーで走るスキルも脚力もありませんので、そこまで数値化して比較することはできませんでした。
あくまでも「体感上」でしかありませんが、明らかにペダルのダイレクト感は上がりましたし、シューズの中で足がズレたり動いたりすることはなく、足とシューズ、ペダルが「一体」になった印象です。
多分、パワーロスがなくなって、FTPも向上したに違いない・・・と勝手に思い込んでいます。
3. デメリットとして、足の指がやたらと疲れる
ではデメリットはないのか?という話なのですが、カスタムフィットインソールを使ってからというもの、ライド後に足の指が「じんじん」するようになりました。
おそらく、今までは足の指なんてろくすっぽ使われていなかったところ、つま先から踵まで、足裏全体がペダリング時に使われるようになったからではないかと思います。
ロードバイクに乗り始めた時、それまで使っていなかった筋肉を使うようになり、あちらこちらの筋肉が痛くなったものですが、今までつま先は使ってこなかったんでしょうね。
不快な痛みというわけではなく、痺れが出るようなものでもありませんので、「足指の筋肉が鍛えられているに違いない」と、ポジティブに受け止めるようにしています。
カスタムフィットインソールは一度使ったりもう元には戻れないと聞いたことがありしまたが、確かにその通りだな、と感じています。
これからはシューズを新調する度に、カスタムフィットインソールもセットで新調しないとですねー。
懐には痛いですが、満足度は高いお買い物となりました。
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