ロードバイクでライドに出かける際に、ツール類を全く持たない人はごく少数派かと思います。
パンクに備えて修理キットだったり予備のチューブを持参したり。
CO2のインフレーターだったり、小型の携帯ポンプも必要ですし。
出かけるコースによっては補給食だったり必要になったりするわけで。

ジャージのバックポケットに突っ込む人もいれば、サドルバッグやツールケースを使う人もいれば。

悩ましいのは、冬場であればワンボトルで、空いたボトルケージにツールケースを刺せば良いのですが、夏場ボトル2本体制にしたいときですよね。


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今回、そんな悩みを解決してくれるかもしれない画期的な(?)ボトルがキックスターターで販売開始となりました。








■ ドリンクボトルとツールケースを合体させれば良いじゃない(Stache)



1. ドリンクボトルとツールケースを合体させたデザイン

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正直最初は「何言ってんの?」と今ひとつ理解できなかったのですが。
パッと見は普通のドリンクボトルなのですが、よく見ると違和感があります。

  • 何かドリンクボトルの中に黒い筒が入っている
  • ボトル下部の黒い部分が少し大きい

で、どういう仕組みになっているかというと、分解したのがこちら。


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一番右側の透明な部分は通常のプラスチックボトルとなっていて、ここにドリンクを入れるようになっているのですが、ポイントは左側に並ぶ各種モジュール類。


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こんな感じに、ドリンクボトルの下部のモジュールにツール類を突っ込むことができるようになっているんですね。
ドリンクボトルの下部に小さなツールケースを合体させるだけだと、高さのあるツールが入れられず、ごく小さなものしか収納できないわけですが、ドリンクボトルの中に「凸」の形状でモジュールを突っ込むことによって、ある程度の高さのあるツールだって収納できてしまいます。

いやー、これはアイディア商品ですね。 



2. モジュールの組み替えにより550ml〜750mlに対応

モジュールは複数用意されていて、組み替えにより「ツールの収納を優先」するパターンと「ドリンクの容量を優先」するパターンを選択可能となっています。


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ドリンクのみだと750mlまで収納可能。
逆に、めいいっぱいツール類を収納した場合でも、550mlまでのドリンクを入れることができます。

これは、なかなか便利そうかもです。 



3. 使い勝手や如何に!?

この構造をアピールしたいが為にドリンク部分は透明になっていますが、同色カラーで塗りつぶしてしまえば、もっと自然で普通のボトルになって良いと思うんですけどね。
「え!? それツールも入ってるの?」みたいな。

ただ、正直興味津々ではあります。


個人的に気になっているのはこんなところ。

  • ツール類はきちんと「密に」収納しないと、ライド中やドリンクボトルを抜き差しする際に「がしゃがしゃ」と煩く音がしそう
  • 重量級のツールを収納してしまうと、ドリンクを飲む時に毎回重いボトルを持ち上げることになり地味に腕が疲れるかも
  • モジュールの結合はねじ式になっているようなので、何度も使い続けるとドリンクが漏れたりしないか少し不安

今なら全世界で500名限定で、アーリーバード向けプライスとして2500円ほどで支援可能となっています。(日本向け送料込み)

これくらいの金額なら、ダメ元で話のネタに突っ込んでみますかね・・・?





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