本日はメンテナンス用の小ネタになります。

私が使っているバイクはピナレロ GAN S。
カーボンフレームのバイクとなります。


また、ハンドルバーも今年に入ってカーボンに変更しています。





そうなると、各パーツの固定時のトルク管理がとても重要に。
ネジの締めすぎでカーボンを破断させてはいけませんからね。

そんなわけでトルクレンチを購入して使っていたのですが、狭い箇所や入り組んだ箇所では使いづらいことがあった為、今回は作業性を上げる為にエクステンションバーを購入してみました。






■ ロードバイクでトルクレンチを使う場合はエクステンションバーも同時購入がおすすめ



1. トルクレンチは狭い場所では使いづらい

私が使っているトルクレンチがこちら。


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自転車整備用を謳っているだけあって、ビットも 3/4/5/6/8/10mm と必要なものが一通り揃っています。
また、私が使っているステムではトルクスネジが使われているのですが、トルクス用も T20/ T25/ T30 が揃っていますので、自転車整備用としては追加でビットを購入する必要がありません。





但し、通常のビットだと、意外と作業性が低い場所があります。

例えばステム周り。


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普通にステムを脱着するだけなら何の問題もないのですが、ステムマウントホルダーを使う場合、ホルダーが邪魔をしてトルクレンチが使えないんですね。


あとはボトルケージもそうですね。


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こちらは使えないことはないのですが、若干窮屈だったりします。
 



2. 狭い場所でも使い易いトピークのトルクレンチ

実は、トルクレンチを購入する前に、「お安いから」という理由で飛びついたのが、トピークのコンボトルクレンチセット。


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トルクレンチとしてはお安いのですが、「脚が長い」ことから、実は作業性が高くて優秀だったりします。


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こんな感じで、狭い場所でも余裕で使えたりします。

今までは、場所によってトピークのトルクレンチと使い分けていたのですが、どうせなら一つに集約をかけたいわけで。

また、トピークのトルクレンチはコスパ抜群で良いのですが、一つだけ難点が。


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トルク管理が超アナログなんですね。
針の先端がどの目盛りを指したかでどれだけのトルクがかかっているかを確認する方式になりますので、厳密なトルク管理には向かなかったりします。






3. エクステンションバーを購入

そこで、今回新たに購入したのが、こちらのエクステンションバー。


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構造はとってもシンプル。
トルクレンチとビットの間にエクステンションバーを入れることで、ビットを延長するわけですね。


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こんな感じ。
一番長いエクステンションバーにビットを入れてみています。
参考までに、中間のエクステンションバー、一番短いバー、ビット単品を並べています。
長さは 50mm / 100mm / 150mm。

それでは早速ステム周りで使ってみます。


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はい。
めっっっっっちゃ使いやすくなりました。


ボトルケージでも使ってみます。


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こちらは一番短いエクステンションバーを使っていますが、たったこれだけの延長でも、かなり使いやすくなります。

いやー、こんなに作業性が変わるのではあれば、最初から購入しておけば良かったです。
トルクレンチを購入される方には、かなりおすすめできる製品ですね。







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