奥深きはハンドル(ブラケット)の角度

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先日発覚したカーボンハンドル(ワンバイエス グランモンローSL)とSRAM の相性問題。
ショップでギリギリまで調整して頂いたものの、結果として、ブラケットのポジションは若干送り気味になりました。

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ぐらつかないギリギリの位置で固定すると、ギリギリ水平に「ならない」状態であった為、そのままだと私の体幹(の弱さ)からすると、ちょっとライド中に上体がしんどいと感じていました。

50kmくらいなら何とかなるのですが、100km走ると肩がめっちゃ凝ってしまいまして・・・。

ということで、ちょっとハンドルの取り付け角度を調整してみました。

 

■ ブラケットの角度はほんの僅かでの変更でも影響は大きい

まずは、納車時のブラケット角度がこちら。

hndl_01

水平よりは、ほんの僅かにしゃくれているのが分かるかと思います。
それまでに乗っていたバイクでも、この位のしゃくれがあり、個人的にはこれ位がベストポジションと感じていました。

ちょっと写真を撮り忘れてしまったのですが、先日ショップで固定してもらった際のブラケットの角度が「水平よりもほんの僅かに送り気味」となっていました。

ほんの少しの違いなんですけどね・・・。

その違いだけで、上体や手首への疲労感が全然違うのだから面白いものです。

で、ハンドルとブラケットの相性上、ブラケットの取り付け角度をそれ以上しゃくらせることができない為、本来は禁じ手かと思いますが、ハンドル全体をほんの僅かにしゃくらせてみました。

ハンドルの中心部に、取り付け時の目安としてメモリがプリントされていたりしますが、1メモリ分だけしゃくらせています。

その上体がこちら。

hndl_02

写真の角度と画角の影響がありそうですが、ぴったり水平、くらいになりました。

これくらいの変更だと、下ハンを持った時の違和感もなさそうですので、しばらくはこの上体で乗り続けてみようかと思います。

ほんとはもうちょい、しゃくらせてみたいのですが、やり過ぎると下ハン持った時に握りにくくなってしまうので、塩梅が難しいですね。

ポジションを優先するなら、別のハンドルに変えれば?という話もあるのですが、今のハンドル、ショルダーの持ちやすさや下ハンの握りやすさ等、かなり気に入っているんですよね・・・。

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今回の変更後のポジションで100km/1000mアップのライドに出かけてきましたが、変更前に比べるとかなり楽になりました。

ハンドルの1目盛り分変更しただけなのですが、それだけでもかなり違いがありますね。
ほんと、ロードバイクのポジションって奥が深いです。

 

コメント

  1. 奥は浅い老爺 より:

    楽なポジションは頭からお尻及び手足の位置バランスで成り立ちますが
    違和感なく収まれば負荷バランス的にはベストな状態と言えます・・・。
    例えばサドルが高すぎる場合漕ぐには楽ですが荷重が腕の方にかかって
    手の負荷がより強くなり逆に低すぎると漕ぎ辛くお尻が痛くなる・・・。
    ハンドルの前後位置やサドルの位置はたかが5mmされど5mmなので
    自分のベストバランスを探る旅も未だに終わりそうもありません・・・。

  2. より:

    こんばんは(⌒‐⌒)✧·˚⌖. ꙳
    確か、NITTOのハンドルにスラムとカンパのブラケットでも対応可能なドロップが発売されていたように思います。
    シマノ以外は……丸ハンの角度に微妙に相性が悪い物が多いです(´;ω;`)。
    究極の裏技は…薄いアルミ板をハサミでカットして、シムを作り、微妙に出来る隙間へコニシの
    クリアボンドで貼り付け、段差を無くすしかないと思います。
    0.5とかの薄い板なら冶金で錫の鍋を叩きだす様な加工が可能です。
    以前、自分はサドルの微妙な上げにこの方法を使いました。シートポストの径が27.0で、他の無段階調整可能な
    シートポストが使えないので、この方法しかありませんでした。

  3. おとーさん より:

    >老爺さん
    私も最初の頃は諸先輩方のおっしゃる「数ミリの差」を鼻で笑っていました。。。
    そんな、たかが数ミリで、と。
    これがほんと、数ミリの差で全然変わってくるのだから、すごい世界ですよね。。。

  4. おとーさん より:

    >♪さん
    シムを作って、というのも考えたのですが、そのためにはバーテープ剥がさないとだよなー、ということで。
    お高いスパカズのバーテープを今剥がす勇気はなく、まずは暫定対応で逃げております・汗
    次回バーテープの巻き直しをするタイミングでは、ちょっと考えてみようかな、と思っています。

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