いやー、かなりぶっ込んできた記事を読んでしまいました。
これ、日本の自転車メディアだったら絶対に書かないような記事ですね・・・。









■ ロードバイクのアップグレードで避けるべきパーツ7選



0. まず初めに

まず最初に。
今回のラインナップを見ると、ロードバイク歴がそこそこある人だったり、(私もそうですが)自転車のパーツをあれこれいじるのが好きな人であれば、とっくに購入・換装済みのものが幾つもあると思います・笑

ですので、最初に今回の記事の執筆者を擁護しておきたいと思います。

  • ロードバイクのギアのアップグレードは、自転車の楽しみの半分を占めるものだ
  • 少なくとも私(執筆者)のようなオタクにとっては、自転車のアップグレードは楽しくて仕方がない
  • そんな人間にとって、常に「アップグレードしたい」という欲求に駆られて、ほんのわずかなアップグレードの為に大枚をはたいてしまうことはよくあることだ
  • とはいえ、かけたコストに対して得られるメリットが少ない(アップグレードの幅が小さい)ものについては、積極的なアップグレードはおすすめできない

「そうは言っても、あなたは大手メディアの一員なわけで、パーツを売る為の記事を書くのが仕事でしょ?」という指摘に対して、「良いものは良いと伝えるが、何でもかんでも購買意欲を煽ることが良いことだとは思わない」と回答しています。

誠実ですねー。
日本の自転車メディアの方々にも、時にはこういったスタンスでの記事を期待したいところです。




1. ビッグプーリー

まず最初にバッサリいったのが、ビッグプーリー。
私も過去に何度も購入を検討したことがあります。

だって、見た目が格好良いんですもん。




おそらく最も見た目がわかりやすく、しばしば嘲笑されるアップグレードは、オーバーサイズのディレイラープーリーシステムでしょう。市場にはいくつかのものがあります。最も人気があるのは、セラミック・スピードです。小売価格は600ドルで、1〜2ワットの節約になる。ビックプーリーはリアディレイラーの変速性能を狂わせるというおまけもある。
ワックスでピカピカに磨き上げたドライブトレインを維持しているライダーでない限り、高価な特大プーリーを追加するよりも、バイクをきれいにクリーニングした方がより多くのワットを得られるだろう。



いやー、容赦ないです・笑
ビックプーリーが抵抗削減につながることを否定していませんが、「チェーンを綺麗にした方が効果出るよ?」とばっさり。

ですよねー・・・。
















2. ハイエンドのカーボンフレームとコンポ

続いては、各社ハイエンドのフレームセットやコンポが挙げられています。
要するに、ハイエンドではなく、セカンドグレードであってもハイエンドとの性能差はそこまで大きくないにも関わらず、価格差が大きいので避けた方が良いよ、というものですね。




通常、このような製品カテゴリの2番手とプレミアム・バージョンの違いは、重量と金額だけだ。
S-Worksのフレームは、S-Worksでないフレームより280グラム軽量化されている。
同様に、デュラエースはアルテグラより1,710ドル高いが、200グラムしか削られていない。
機能的には、デュラエースとアルテグラは同じだ。
プレミアムカーボンフレームとセカンドカーボンフレームの実性能も同じだ。フレームは多くの場合、同じ金型と製造技術を共有し、高弾性カーボンファイバーの使用量や高価な塗装に違いがある。



ここは各方面から異論が飛んできそうな気もしますが。
アルテグラよりもデュラエースの方が(わずかな違いであったとしても)性能は上だよね、というレビューが多い中、「機能的な違いはない」とばっさり。

プロのレースシーンにおいては、ほんのわずかな重量差やエアロ性能が勝敗を分けるわけですから、軽量化されていることに大きな価値があるとは思いますが、そこに大枚はたく必要性はないよ、という指摘です。

私のような週末ローディーの場合は、セカンドグレードでもお釣りが来るぐらいハイスペックですから、私のようなローディーであれば「だよねー」と納得がいきますが、アマチュアとはいえレースに出たりするような人だと、ちょっとカチンと来る書き方かもしれませんね。



3. カーボンハンドル

続いて、カーボンハンドルが槍玉に。
私も買って使ってますがな・笑




カーボン製ハンドルバーもお勧めしない。
通常、良いアルミ製ハンドルバーの2倍から3倍の値段がする。カーボン・バーは、ステムのボルトを締めすぎたり、クラッシュしたときに破損する可能性がはるかに高い。
自転車を壁に立てかけてぶつけるなどして少し転倒しただけでも、交換が必要なほどのダメージを受けるかもしれない。
良いカーボンハンドルバーは、手の快適性と振動減衰性を向上させるという主張がある。高品質のハンドルバーテープを厚く巻くか、タイヤのpsiを数psi下げるだけで、90%の効果は得られる。




これは、私の胸にもざっくり刺さりましたがな・笑
確かに、クラッシュのリスクについては、時々ロードバイクに乗っている人のブログにも出てきますよね。
アルミのハンドルバーで「破断してしまいました」みたいなブログ記事は、私は見たことがありませんから、ここはぐうの音も出ません。

快適性についても、カーボンの種類によって「そもそも快適性高くないし」という製品があるのも事実ですし、そこに金かけるなら空気圧やバーテープで調整した方が効率的だよ、というのもその通り。

ただ、私のような非力なローディーの場合、カーボンハンドルでハンドル周りが軽量化される恩恵は思っていたよりも大きかったので、峠の登りでハンドルが振りやすくなると、けっこう体力の消耗を抑える効果は大きかったですよー、と指摘はしておきたいです。
(そこに、数万円の差額を見出すかどうかは、人によって受け止め方に大きく差が出そうですが・・・)









4. パワーメーター

続いてパワーメーター。
あー、私もパワーメーターには大枚はたいしてしまったクチですよーだ。




この選択は少し議論の余地がある。
多くのライダーはパワーメーターへのアップグレードを見送るはずだ。ワット数をカウントするのは楽しいかもしれない。特に、パワーデータを公開している友人やプロと自分の努力を比較するときは。しかし、トレーニングプランにコミットしているか、コーチと一緒にトレーニングしていない限り、パワーメーターだけではオンザバイクのパフォーマンスを向上させることはできない。



あー・・・。
指摘そのものは、その通りですねー。
パワーメーター導入すればパフォーマンスが向上するわけではないですね。
そりゃごもっとも。

私なんかは、ライド時の負荷を数値化することで体調管理に役立てたりしていますが、「そんなもん、数字見なくても分かるやろ?」と言われてしまうと、何も言い返せません・笑

所詮自己満足の世界ですから、「そこに何万もお金払うのはナンセンスでは?」と言われてしまうと、「ですよねー」としか言えませんて・汗







5. カーボンボトルケージ

これは私もあまり買おうと思ったことはないのですが、続いてカーボン製のボトルケージが挙げられています。




メカニックの知識や特別な工具を必要とせず、自宅で簡単にできるため、多くのライダーがこのアップグレードを行っている。しかし、ほとんどのカーボンケージは軽量化にはつながらない。さらに重要なのは、カーボンケージはボトルをしっかりと固定できないことが多いということだ。
グラベルの下り坂でボトルを失うことは、20~30グラムの軽量化と2倍、3倍のコストに見合わない。
もしケージをアップグレードしたいなら、ステンレス製のボトルケージが長持ちし、あらゆるブランドのサイクリングボトルに対応する。また、どうしても贅沢をしたいのであれば、チタン製ケージがカーボンとほぼ同じ重量とコストで、ボトルをしっかりホールドしてくれる。



この人の言うことは、いちいちもっともですね。
特に最後の「贅沢したいならチタン製がおすすめだよ」という辺り、金かけることを闇雲に否定しているわけではないというスタンスも好感が持てます。

カーボン製のボトルケージについては、各方面のレビューを見ていてもホールド性が不十分だっり、耐久性が不十分だったり、みたいなデメリットが多く見受けられるのに、なぜ皆さん飛びつくのかな?と疑問に思っていました。

見た目は格好良いのですけどね。

私もお金が有り余っていたら、チタン製ボトルケージに手をだすことにします。
















6. 超軽量パーツ

今度は全般的な話になりますが、とにかく軽量を売りにするパーツ類について疑問を呈しています。
具体的にどれが?と言われると、マーケットにはあらゆる種類の軽量パーツがありますので明確な基準を示すのは難しいのですが、有名どころだと「Tune、Darimo、Cabon-Tiのようなブランドが製造したパーツ」は費用対効果上はおすすめしないよ、と言っています。




その完璧な例がCarbon-Ti X-Rotorだ。ステンレススチール、カーボン、チタンを使用した美しいディスクブレーキ・ローターだ。重さはわずか106グラムで、215ドルという法外な値段だ。同じ160mmサイズのシマノ・デュラエースCL900ローターはわずか8グラム重く、約86ドルで販売されている。



8グラムの差ですからね・・・。









7. カーボンレールサドル

最後がカーボンレールを採用したサドル。

よく、カーボンレールサドルの方が快適性が上というコメントもありますが、「サドルの快適性のほとんどはその形状から得られる」とばっさり。

カーボン=快適性、振動吸収性が高いという「カーボン神話」がよく聞かれるからでしょうかね。

加えて耐久性の問題も指摘しています。




サドル用カーボンレールを見送るもう一つの理由は耐久性だ。特に軽いモデルの中には、グラベル、シクロクロス、マウンテンバイクなどのオフロード用途にはお勧めできないものもある。
さらに、カーボンレールは従来の丸い金属製レールとはわずかに形状が異なる。このため、サドルクランプを間違えると互換性の問題や安全上の問題が生じる可能性がある。高価なサドルの割には、快適性を高めることなく手間がかかる。



サドルが軽量化されると、車体を振りやすくなるのも事実なので、こだわる人は多いですよね。
とはいえ、デメリットも多くあるので、その辺りを正しく理解しないで大枚はたくのは違うよ、と指摘しています。




ということで、皆さんは幾つ該当項目がありましたでしょうか。
私はカーボンハンドルとパワーメータの2点がヒット。

指摘そのものはぐうの音も出ませんが、それでも得られるメリットに納得して使っているのであまり「カチン」と来ることもありませんでした。
いちいち書いてある内容は、ごもっとも、だと思いました。








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