バーテープをリザードスキンズからスパカズへ交換(スーパースティッキークッシュ)
昨年、初のバーテープ交換を行いました。
その際、初歩的なミスを犯してしまい、あっという間にバーテープが緩み、痛みが加速してしまいました。
もともとリザードスキンズのバーテープはそこまで耐久性が高いほうではないようですが。
気にしなければまだまだ使えそうではありましたが、あまり見た目もよくないわけで、アマゾンのタイムセール祭りの時に新しいバーテープを購入。
今回はバーテープを交換したお話となります。
1. バーテープを交換(スパカズ スーパースティッキークッシュ)
今回購入したのはスパカズのスーパースティキークッシュ。
ロードバイクのバーテープとしては定番ですね。
ロングライドなどでクッション性を求める場合、リザードスキンズがスパカズに悩む人が多いのではないでしょうか。
私もその1人でして、まずはリザードスキンズを購入し、今回使い比べということでスパカズを購入することにしました。
今回購入した色はギャラクシーレッド。
バイクのフレームが赤ということで、差し色として赤を選択してみました。
開封してみます。
スパカズのバーテープは何が良いって、付属のエンドキャップが金属製で、ネジを締めて固定するタイプになります。
リザードスキンズはただねじ込むだけのプラスチック製になりますので、あっという間に外れて落ちてしまうんですよね。
結局1000円ほど出して社外品のエンドキャップを購入することになりましたので、その点踏まえてもスパカズはコスパが高いですね。
ただ一点リザードスキンズの方が丁寧だったな、という点が一つ。
写真右下にあるように、リザードスキンズの場合、ブラケット周りを巻く際に下地するバーテープが最初からカットして用意してくれているのですが、スパカズだと自分で切り出す必要があります。
ほんにひと手間なんですけどね。
ということで、最初に端をカットしておきます。
まずはハンドルに巻いてあるリザードスキンズをべりべり剥がしてしまいます。
見る影も無いですね・・・。
かなり柔らかい素材となっていますので、仕方ありませんね。
リザードスキンズのバーテープ裏面についていた両面テープが剥がれて残っています。
軽く拭き取ってから作業を開始します。
前回間違ってしまった巻き始め。
今回は何度も確認しながら巻いていきます。
巻き方などは以前の記事の通りですので途中経過は割愛。
結果がこちら。
なかなか上手に巻けたのではないでしょうか?
ブラケット周り。
そこそこ自然な感じに巻けている気がします。
スパカズ自慢のエンドキャップ。
うーん、格好良いです。
今まで使っていたエンドキャップと並べてみます。
マットな金属感が高級感につながっている気がします。
2. リザードスキンズからスパカズに交換して良かった点
スパカズに変更してからまだ1ヶ月ほどしか経過していませんが、リザードスキンズとスパカズの個人的な比較インプレッションをまとめてみたいと思います。
(1) 巻き易さ
リザードスキンズのバーテープも巻き易いと思いましたが、スパカズの方が更に巻きやすかったです。
リザードスキンズは引っ張ると「ぐにっ」と伸びる感じがありましたが、スパカズの方はそこまでテープのストレッチ性が高いわけではなく、かといって全く伸びないわけでもなく、適度なテンションをかけ続けながら巻いていくと、とても巻きやすかったです。
(2) 適度な硬さ
素手で握ると「ぐにっ」とした独特なもちもち感があり快適。
他方、真冬用のグローブをつけた状態で握ると「木の棒」を握っているような適度な硬さが感じるのですが、そこから更にぐっ、と握り込むとわずかにクッション性を感じることができました。
柔らかいんだけど、芯のある硬さを感じられました。
リザードスキンズは、どこまでも「もちもちやわらか」な感触でしたので、この辺りは大きく違いましたね。
(3) 適度な厚み
リザードスキンズはDSP2.5を使っていたのですが、テープの厚みはリザードスキンズの方が明らかに上でした。
結果、ハンドルの太さはリザードスキンズの方が太くなったわけですが、これが厚めのグローブを着用する真冬のライドで災いしました。
長い坂道や急な下り坂では下ハンを握ってブレーキングをするわけですが、厚みのあるグローブに加えて太くなったハンドルの重なり、ブレーキレバーが非常に握り辛くなってしまいました。
結果、以前に比べて握力を消耗するケースが多かったのですが、スパカズを巻いたハンドルの太さは適度な太さとなり、下ハンでのブレーキングが楽に。
これは私の手が身長対比小さめという理由もあるわけですが、冬場に安心して乗れる点は大きなメリットですね。
3. リザードスキンズの方が良かった点
お次にリザードスキンズの方が良かったなー、という点になります。
(1) とにかく高いクッション性
ほんとこの一点に尽きる気がします。
ハンドルを握っていても、ハンドルのフラット面に手を置いている状態でも、とにかくリザードスキンズは「もちもち」していた為、細かな振動を適度に吸収してくれました。
私の場合、基本的にブラケットを握っていることがほとんどなのですが、向かい風や下り坂では下ハンを握るわけで、その際に振動を綺麗にいなしてくれたのはリザードスキンズでした。
そのもちもち感が快適過ぎて、ライド後半で疲労が溜まってきた時などは、ハンドルバーに手を添えて走ることも多かったのですが、スパカズの場合はそこまでの快適性はないんですよね。
ロングライド主体で、ハンドルバーや下ハンなど、ブラケット意外を持つ比率の高い人であればリザードスキンズの方が明らかにおすすめですね。
耐久性などはまだまだこれから見極めが必要なところではありますが、これまで3回ほどライドに出た限りでは、テープが緩んでくる気配もなく、まだまだぴしっ、と新品状態です。
やはりバーテープが綺麗に巻いてあると気持ちが良いですね。
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