昔からある製品ではあるものの、その名の通り「一捻り」した新作が登場しました。
【新製品】インドアトレーナーの汗対策にELITEの新作汗防止ネット(PROTEC WINGS)

本格的な梅雨や夏のシーズンをはじめ、年中欠かせないサイクリストの習慣となった「インドアトレーニング」。しかし、室内でのトレーニングは屋外と違って走行風がないため、想像以上の大量の汗が流れ落ちます。 何も対策をしないままトレーニングを続けると、落ちた汗がフレームの腐食(錆び)を招くだけでなく、最悪の場合はフレームを伝ってトレーナー内部に侵入し、異音や故障の大きな原因になってしまいます。
そんなインドアサイクリスト永遠の悩みである「汗問題」を完璧に解決するニューアイテムが、イタリアの名門ブランド「ELITE(エリート)」から登場しました。その名も「PROTEC WINGS(プロテック ウィングス)」。
これ以上進化させるところなんてないのでは?と思っていたものだけに、「そう来るか」という新しい驚きのある製品となっています。
そもそも「ELITE(エリート)」とは
サイクリストなら誰もが一度はそのロゴを目にしたことがある「ELITE(エリート)」は、1979年にイタリアで創業した老舗サイクルアクセサリーブランドです。 ボトルやボトルケージ、そして世界中のトッププロチームも愛用する高機能なサイクルトレーナー(ローラー台)の製造において、世界トップクラスのシェアと信頼を誇っています。
私も3本ローラーはELITEのQUICK MOTIONを愛用中。

気がつけば購入から7年が経過しているのですが、故障する様子もなく、至って快調。
この3本ローラーについても、「実走感」を出す為の工夫がされていたりするのですが、ELITEは「ユーザーが実際に使用する際に何を重視するのか」を考えて製品開発を行なっている印象が強く、個人的には好きなブランドの一つとなっています。
ELITEといえば FLY ボトルですが、このドリンクボトルもその「超絶柔らかいボディ素材」から、一度使うと癖になる使い心地。

インドアではこのボトルばかり使っています。
痒いところに手が届く、ユーザー目線の周辺グッズを展開
ELITEの強みは、高性能なトレーナー本体の製造だけにとどまりません。実は、インドアトレーニングをより快適にするための「周辺グッズ」を数多く販売しており、ユーザーの細かな悩みに配慮した“痒いところに手が届く”ブランドとしても高く評価されています。
例えば、インドアトレーニング時にドリンクボトルを使う場合、ドリンクホルダーに差して使う実走時とは異なり、ドリンクボトルをフロントテーブルやサイドテーブルに置いて使うケースがあったり、リモートワークを受けて普段使いでもドリンクボトルをそのまま使うような層に向けて、ドリンクボトルの底に取り付けて安定感を増すホルダー(ELITE REGGY)を販売しています。

私もローラー台の横にある窓枠にドリンクボトルを置いて走っていたのですが、過去に何度か窓枠から転げ落ちることがあったもので試しに購入したのですが、これがまー、安定感抜群になるんですね。
もう、ローラー台に乗る時のマストアイテムになっています。

そんな気配りのできるELITEが満を持して発表した最新の汗対策グッズが、この「PROTEC WINGS」です。
従来品と何が違う?「PROTEC WINGS」が画期的な3つのポイント
これまでもELITEからは「PROTEC PLUS」といった定番の汗止めネットが販売されていましたが、今回の「PROTEC WINGS」はデザインと機能が一新され、まさに“画期的”と言える進化を遂げています。
1. トップチューブとハンドルバーを効率よくカバーする「2分割構造」

従来の汗防止ネットは、シートポストからハンドルバーに向けて直線的にモップのように張るタイプが主流でした。しかしこれでは、最も汗が落ちやすく、かつライダーが常に触れている「ハンドル周辺(ブラケットやバートップ)」を十分にカバーできませんでした。 「PROTEC WINGS」は本体がトップチューブ用とハンドルバー用に2分割された構造を採用。これにより、バイクの最も露出しているエリアを効率よく、隙なくカバーすることに成功しました。
2. 場所に合わせて使い分けた「高機能ハイブリッド素材」

2分割されたパーツには、それぞれ最適な異なる素材が使われています。
-
フレーム(トップチューブ)側:吸水性に極めて優れた高機能テクニカルファブリックを採用し、滴る汗を瞬時にブロック。
-
ハンドルバー側:ハンドルを包み込むような「ウィング(翼)」デザイン。バーテープを保護しながらも、湿気の蓄積を抑える特殊なマイクロファイバー素材を使用しています。汗によるバーテープの劣化やベタつきを抑え、高強度のセッション後でも快適な握り心地をキープします。
3. ストレスフリーな取り付け&マジックテープのイライラを解消
取り付けは伸縮性のあるエラスティックループと、特殊な「セレクティブ・フック・ストラップ(選択的フック構造)」を採用。数秒で素早く、かつ確実に固定できます。 このセレクティブ・フックは、「専用のペアになる面(生地)にしかくっつかない」という優れた特性を持っています。従来の安価なマジックテープのように、「関係のないウェアの繊維や、タオルの糸を巻き込んでボロボロにしてしまう」というストレスが一切ありません。
+α:大画面スマホも操作できるタッチポケット付き
センター部分には、最大6.7インチサイズまで対応するスマートフォンポケットを装備。汗からスマホを守りながら、ケースに入れたままクリアなタッチ操作が可能です。トレーニングアプリ(Zwiftなど)の操作や、音楽のプレイリスト変更もスムーズに行えます。
製品仕様(スペック)
以下細かなスペックとなります。
| 項目 | 仕様・詳細 |
|---|---|
| 製品名 | PROTEC WINGS(プロテック ウィングス)スウェットネット |
| 全長 | 720mm |
| トップチューブ保護長 | 500mm |
| 幅 | 115mm |
| 最大伸長 | 450mm |
| スマホ対応サイズ | 最大6.7インチまで(タッチ操作対応ポケット) |
| 互換性 | ハンドルバーセクション:ロードバイク用 フレームセクション:すべてのバイクフレームに対応 |
| お手入れ方法 | ぬるま湯での優しい手洗いを推奨(※乾燥機・アイロン不可) |
| 定価 | 5,590円(税込) |
まとめ
インドアサイクリングにおける汗は、愛車の寿命を縮める最大の天敵です。 ELITEの「PROTEC WINGS」は、従来の「ただ広げて汗を受けるネット」から一歩進み、「バイクの操作性や快適性を損なわずに、フレームもハンドルも完璧に守る」という、まさにサイクリストの理想を追求した形状に進化しました。
ただ、ハンドルにぐるぐる巻きにしたネット部分に関しては、正直その上から「握り込む」のはちょっと嵩張るよなー、と思わないでもなく。
おそらく、スマートトレーナーのような「固定式」のローラー台で使うことを念頭に置いていますよね、これ。
3本ローラーだとハンドルをしっかり握っていないとバランス崩したりしますから、固定式スマートトレーナー用と考えた方が良いかもしれません。
ま、Zwift利用を考えると、今時はスマートトレーナー利用者の方が多いんでしょうね、きっと。
ともあれ。
これからの季節、室内トレーニングの質を落とさず、大切なロードバイクを長く綺麗に保ちたい方は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?







コメント