はい。
買ってしまいました、スピードプレイ。


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ペダル回りに関しては、ロードバイクを始めてからというもの、本当に紆余曲折ありました。
これまで色々と体験してきた結果、「この際気になるものは全部試してしまえっ!」と、ある意味開き直りました・・・汗

で、両面関係なくクリップインできるスピードプレイが気になっていたところ、Wahooブランドとして心機一転、新製品が登場したということで「もう買うしかないかな」と。

今日はそんな「新しいもの買ってテンションMAX」な記事となります。
 





■ Wahoo スピードプレイゼロのクリートとペダルを取り付ける



1. 私のペダル遍歴

これまでの私のペダル遍歴はこんな感じになります。

  1. 三ヶ島ペダル&ハーフトゥクリップ

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    噂に違わず、三ヶ島ペダルの回転性はめちゃめちゃ高く、気持ちよくペダル回せましたね。学生時代からマウンテンバイクではトゥクリップを使っていたこともあり、見た目も含めて気に入ったハーフトゥクリップを使っていました。


  2. シマノクリッカーペダル

    clicker pedal_01

    ロードバイクにも慣れてきた頃、そろそろビンディングペダルに挑戦してみようと思いつつ、足を固定されることの恐怖から、軽い力で着脱できるクリッカーペダルに挑戦してみました。

    両面どちらでも固定できるということで、のんびりポタリングには最適なペダルでしたね。

  3. シマノSPDペダル(PD-ES600)

    pd_12

    その後ロードバイクの試乗時に、お店で用意できるのがSPDペダルだったりと試用する機会があり、「ぼちぼちSPDペダルでも大丈夫なんじゃない?」と自信をつけ、SPDデビュー。

    ちなみにここに至るまでに、ロードバイク購入から2年ほど経過しています。
    まー、慎重に行きましたね。

  4. タイムのロードペダル(EXPRESSO 4)

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    そして遂に手を出したロード向けペダル。膝に優しく、クリップイン&アウトが軽い力でできるということで、タイムの XPRESSO 4 を購入しました。

    初めてロードバイクを買う時に、三ヶ島ペダル&トゥクリップを使うつもりだと店員さんに告げた時、「どうせビンディングペダルを使うことになるので、最初からシマノのSPD-SLとか買った方が良いですよ?」と言われました。

    その店員さんの言葉通りにはなりましたが、私がここに到達するまで4年かかりました。
    私的には、ビンディングの固定力を徐々に上げていく、という地道な手順を踏んだが故に無理なくここまでたどり着くことができたと思っていますので、ここに至るまでに費やしたお金は無駄ではなかったと思いますし、色々と経験できて良かったとも思っています。

    ちなみに三ヶ島のペダルは、今でもミニベロで普段使いに使っていますし、今後輪行主体な乗り方をしたいぞ!となった時には、SPDペダルは再利用する予定ですので、無駄にもなってないですしね。
 



2. Wahoo SPEED PLAY ZERO を購入した理由

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そんな遍歴の私がスピードプレイに手を出した理由はこんな感じです。

  • タイムのXPRESSO4 には満足。軽い力でのステップイン&アウトができ、踏み面は広く、ダイレクト感もあり、使っていてストレスフリー&楽しい
  • うにうに動く独自の機構も膝に優しくて大変GOOD

ということで、不満はありませんでした。
その為、今のところシマノのSPD-SLペダルが使いたいな、という気持ちにはなっていません。

スピードプレイが魅力的だな、と思ったのがこんな理由からでした。

  • 両面関係なくステップインできるのは、ライド後半疲れてきた時にはとっても楽ちん
  • 最大15°のフロート角度から自由に設定できる為、タイム同様膝に優しいらしい
  • ウォーカブルクリートだとタイムよりは歩き易いらしい

特に1点目の両面関係なくステップインできるのが、とにかく魅力的でしたね。

で、ここまで色々なペダルを使ってきたんだから、この際スピードプレイも体験してしまえ!となった次第です。

お高いんですけどね・・・。



3. Wahoo SPEED PLAY ZERO のクリートを取り付ける

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取り付ける前に、定番の体重測定をば。


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左右両方計測しましたが、いずれも110.4gでした。
公式が111gですので、優秀ですね。


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ベースプレートが23.5g。


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ビンディング本体(正式には、スプリング&ハウジング、プロテクタープレート、クリートカバーの3点セット)が合わせて 41.8g。

ボルトが長さによって微妙に重量が異なりますが、ベースプレートに固定する3本のネジが1.9g。長いネジが2.1g。

クリート本体を固定する4本のネジが4本で3.4g程度。

全て合わせて9.5g程度になります。

全て合わせると74.8g。

公式では71gとなっていますので、まー誤差の範囲ですかね?


ちなみに私の場合、クリートウェッジも使いますので、クリートウェッジの重量と、クリートウェッジが入ることでネジが長くなり重量増となることから、ここから更に8-9gは増加してしまいました。


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タイムのペダルでクリートウェッジを使ったところ、明らかにペダリングが改善された経験がありましたので、お高い買い物ではありますが今回も迷わず採用しました。







(1) シューズに応じたシムを選択する
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スピードプレイのクリートは、シューズにベースプレートを取り付けた後、ビンディング本体を取り付ける2段階構造。

ベースプレートはシューズに隙間なく取り付ける必要があるということから、シューズ底面のカーブに合わせて適切なシムを選択する必要があります。

右側のシム(5-R / 5-L)の方がカーブが緩いシューズ用、左側のシム(6-R / 6-L)がカーブがきついシューズ用となります。


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私のシューズは先日購入したばかりの Fizik Tempo R5 Overcurve となりますが、5番のシムだと前後両方ともに隙間ができてしまいました。





お次に6番のシムを試してみます。


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気持ち隙間がありますが、大丈夫かな?

ちなみに、エキストラシムというものも付属しています。


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右側の2枚ですね。

こちらのシムはこんな風に使います。


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上下にスライドさせて、隙間がなくなるポイントを探るようですね。
ひとまず今回はエキストラシムは使わないで試してみることにします。 



(2) ベースプレートを取り付ける
使うシムが決まったら、ベースプレートを取り付けるのですが、今回は取り付け位置を決める為に事前に百均でシールを購入。


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こんな可愛らしいものではなく、ただの赤丸シールを探したのですが、今時そんなシンプルなものは置いてないようで・・・。

このシールをシューズを履いた上から母指球に位置にぺたり。


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その直下にもぺたり。

同じように小指球にもぺたり。


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この位置をもとにベースプレートを取り付けるのですが、結果的に私の場合は最も踵寄りのポジションとなりました。


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(3) ビンディング本体を取り付ける
続いてビンディング本体を取り付けますが、私の場合はクリートウェッジも使いますので、まずはクリートウェッジを揃えて置きます。


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その後ネジで固定するのですが、クリートウェッジを使う場合、標準で付属するネジだと長さが足りませんので、クリートウェッジに付属していたネジを使います。


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一番左の短いものが標準付属のネジ。
右側二つがクリートウェッジ付属のネジとなりますが、厚みが出る母指球側が一番長いネジを使い、厚みが薄い小指球側が真ん中のネジを使います。



(4) クリートカバーを取り付ける
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最後にクリートカバーを被せて完了。


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クリートウェッジの厚みが出る分、どうしてもウォーカブルクリートに段差ができてしまいました。


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クリートウェッジの厚みがある母指球側は明らかにツライチ感がありませんね・・・。
ま、致し方ありません。 



4. ペダルをクランクに取り付ける

最後にペダルをクランクに取り付けます。
昔SPDペダルを取り付ける時には、クリッカーペダルががっつり固定されていて苦労しましたが、今回はスムーズに脱着完了。





参考までにタイムのペダルとその大きさを比較。


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こんなに違うんですね・・・。
びっくり。


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クランクに取り付けるとその小ささが際立ちます。

ということで、比較的スムーズに作業が完了。
後は乗って使うだけなのですが、ここからが大変でした・・・。


その辺りは次回に改めて。


 



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