さて、先日ガーミンのステムマウントホルダーについて調べた記事を書きましたが、たまたまForce ステムマウントホルダーが在庫しているのを見つけてしまい、ポチッと購入してしまいました。
本来は夏に納車予定の新車用として購入したステムマウントホルダーではありますが、買ったからには使ってみたい、ということで、早速今乗っている愛車、ピナレロ GAN S に取り付けてみました。
現在使っている MOST iTiger ステムマウントは、MOSTステムに対応した純正品となりますので、その相性についても心配無用。
MOSTステムとForce ステムマウントホルダーの相性や如何に!?
すんなり終わると思ったら、意外と手こずることになりました・汗
FORCEステムマウントホルダーを購入(ガーミン+キャットアイマウント)
1. Force ステムマウントホルダーを購入
購入したのが、こちらのフォース(Force)ステムマウントホルダーとなります。
同梱品がこちら。
- ガーミンマウント(デフォルトでセットされています)
- ワフーマウント
- ブライトンマウント
- キャットアイマウント
- ヘックスレンチ(4mm)
- ヘックスレンチ(2mm)
- ステム固定用ボルト(M5)
- ステム固定用スペーサー
- ライトホルダー&ゴムバンド
- ライトホルダー固定用ボルト
(1) 外観
外観は至ってシンプル。
価格から想像していた以上に作りは丁寧でした。
本体はアルミ製ですかね?
梨地仕上げでそこそこ高級感もあります。
下面には GoPro マウントが取り付けられています。
使わない人は、取り外すことも可能。
(2) 重量
気になる重量がこちら。
私は基本的に GoPro マウントアダプターを外すことはないので、本体+ガーミンマウント、GoProマウント、ボルト、スペーサー合わせて 54.8gとなりました。
ん?
意外と軽量? そうでもない?
今まで使っていた MOST iTigerステムマウントがこちら。
しまった、GoPro (キャットアイ)マウント付きで計測してしまいましたね・・・。
GoProマウント(キャットマウント)が20.2g。
固定用のネジが4g。
差し引き、MOST iTiger マウントは 52.6gでしたので、2.2gほど重量増加となってしまいました。
(3) レックマウントアダプター(GP-CATHL2)が使えない!
ここで問題が発覚。
今まで使っていた、レックマウントのアダプター(GP-CATHL2)を転用しようとしたところ、使えないんですよ、これが・汗
分かりますかね?
微妙に合わないんです・汗
しかも、いずれも金属製ということで、力技ではめ込むこともできず。
こりゃまいった。
さてどうしよう?と思っていたところ、サイクルスポーツの紹介記事にこんな一文が。
キャットアイのライトはキャットアイにて別売りの「#544-5340」を使えばフレックスタイトタイプのライトなら取り付け可能。
ちなみに、こういった補足は公式サイトにも取り扱い説明書にも一切記述はありません。
とはいえ、サイクルスポーツさんが嘘記事を書くことはないだろうと、追加購入することに。
ま、お高くないものですから。
(4) キャットアイのアダプター(544-5340)を購入(加工が必要)
ということで、届いたのがこちら。
お?
背の高さが大分違いますね。
早速取り付けてみます。
こいつも付けられないのかーい!!
もうびっくり・泣
こうなったら力技です。
キャットアイのアダブターは、作りはしっかりしていますがプラスチック製なんですね。
それなら削ってやろうじゃないか・怒
ということで、ゴリゴリいくことにします。
荒めの紙やすり(#60)でとにかく削ります。
ごりごり。
ごりごり。
10分くらいでステムマウントホルダーにハマる位にはなりました。
仕上げに細かめの紙やすり(#400)で軽く表面仕上げをして完了。
見た目も全然悪くないですよね。
ということで合体。
ちょっと固定用ボルトがゴツいですね・・・汗
こちらはキャットアイのアダプター付属のネジを使った方がスマートです。
はい。
全然違いますね。
完成!
ということで、追加体重測定。
キャットアイのアダプター(544-5340)は、ネジ込みで 9gという脅威の軽量さ。
レックマウントだとネジ込みで24.2gでしたから、アダプターだけ見ると15gの軽量化に成功。
最終的に重量はこんな感じで、13gの軽量化に成功となりました。
- MOST iTiger + レックマウントアダプター(GP-CATHL2):76.8g
- Force ステムマウント+キャットアイアダプター(544-5340):63.8g
2. ステムに取り付け
早速 MOST ステムに取り付けてみました。
良いですねー。
レックマウントのキャットアイ(GoPro)アダプターよりも背が低いこともあり、全体的にコンパクトな仕上がりになりました。
ステム直付けマウントの利点は、上から見た時にとっっってもすっきりした見た目になるところですね。
たまたまではありますが、MOST ステムも梨地仕上げとなっていることもあり、一体感があります。
製品仕様上は、ボルト間は最大37mmまでだそうですが、MOSTステムの場合はボルト間は27mm。
全然余裕でした。
このステムにボルト直付けにする箇所は汎用性を持たせる為に一定の幅であれば対応可能な作りになっているわけですが、その作りのせいで固定力が弱くなったり、十分な剛性が確保できていなかったりするのでは?という懸念もありましたが、しっかりとした作りとなっており、そんな心配は杞憂に終わりました。
最後にキャットアイアダプターの加工が必要という事実が発覚しましたが、作りもしっかりしていますし、キャットアイのアダプターを購入してもなおお安い価格となっていますので、汎用性の高いステムマウント直付けのステムマウントホルダーをお探しの方にはかなりお勧めの製品ではないかと思います。
実際にライドには3回ほど、合計300kmほど走っていますが今のところ特に問題も出ていません。
ガーミンとキャットアイを一体で取り付ける汎用マウントと言えばレックマウント、みたいな風潮もありますが、Force ステムマウントホルダー、かなりお勧めです。
コメント
最近、空力重視でハンドル形状が平たくなってきたのでサイコンマウント選びが大変ですね。
ライトやドライブレコーダーなどの安全装備を付ける手段として、FORCEが選べればかなり安く済ませられますね。
>たかにぃさん
Forceはコスパ良いので、期待大ですよね。
意外とステムマウントホルダー、お高いのが多いですから。
あとは耐久性が良ければ言うことなしですので、その辺りは絶賛見極め中です。