洗浄力の限界に挑む(GOTAL チェーンディグリーザーの素)

この記事は約4分で読めます。

先日導入した GOTAL チェーンディグリーザーの素。
粉末状になっていまして、お湯に溶かして使うディグリーザーとなっています。

お湯の力も借りていることもあり、とにかく洗浄力は高いと感じています。

【製品レビュー】色々と話題の粉末ディグリーザー(GOTAL チェーンディグリーザーの素)
皆さんチェーン清掃にはどのようなディグリーザーを使っていますでしょうか。 ほんと各社から製品が出ていて選ぶのも大変ですよね。 私の場合、幾つかチェーンクリーナーを試した後、AZのパワーゾルを好んで使っていました。 チェーンを外さずに車体に取...

ただ、私が使っているのはドライタイプのチェーンルブ。
Muc Off C3 ドライセラミックルーブになります。

【製品レビュー】Muc-Off C3 ドライセラミックルーブ(ドライタイプ最強か!?)
ロードバイクにおいては色々な「沼」があるかと思います。サドル沼なんてよく聞く話ですよね。ビンディングペダルも各社それぞれ特徴のある製品を出していますので、自分に合うものを探し始めるとそこそこハマっていくと思いますし。ただ、それぞれ「そこそこ...

比較的「落とし易い」タイプなんですよね。

Amazon の製品レビューでは「そこまでではない」とのコメントもありますので、果たしてその洗浄力や如何に!?ということで、今回は息子くんのドロドロになったチェーンで試してみたいと思います。

■ 半年使い続けたチェーンの汚れはどこまで落ちるのか?(GOTAL チェーンディグリーザーの素)

 

1. 半年使い続けたチェーンの汚れはなかなか落ちない

まず、我が家の息子くんが使っているチェーンオイルがこちら。


AZのチェーンルブ(BIcS-004)。ウェットタイプで比較的定番なチェーンオイルかと思います。

我が家の息子くんはとても真面目。
通学時に雨に降られた場合は帰宅後自転車のフレームを乾拭きしてくれますし、チェーンオイルも2〜3週間に一度追加塗布するようにしています。

3週間に一度だと、距離にして200kmに届かないくらいですかね。
程よい頻度ではないかと思います。

但し、時々ディグリーザーでチェーン洗浄しようね、と言いつつ、夏の暑さに負けてしまいこの半年はチェーン洗浄をしておりません・汗

その結果がこちら。

gotal-01

でろっでろのドロドロです。

ちなみにこちら、AZ のチェーンディグリーザーを吹き付け、ブラシでゴシゴシ洗った後の状態だったりします・・・汗

私が普段乗っているロードバイクの場合、AZ のチェーンディグリーザーを吹き付けてブラシでゴシゴシ洗うと、その時点で(表面上は)かなーり綺麗になるのですが、さすが半年洗浄していなかったチェーンということもあり、汚れはびくともしません。

ここまでの汚れは初めてですねー・・・。

 

 

2. チェーンディグリーザーの素を試してみた

ということで、本日の主役に登場してもらいましょう。

gotal-01

ウェットタイプのオイルを半年追加塗布し続けてドロドロになったチェーン。
どこまでその洗浄力が通用するのでしょうか。

ということで、どぼん。

gotal-03

シェイクしてみると、そりゃもう真っ黒な汚れが。

この後3回ほど濯ぎ洗いをした状態がこちら。

gotal-02

表面の汚れはほとんど落ちていますね。

というか、めっちゃサビ浮いてるじゃないですか・・・。
ドロドロに汚れていて気づかなかったがな。

これは近々新品に交換してあげないとです。

アップで見ていきます。

gotal-04

はい。

こびりついた汚れは落ちきっていません。
さすがにここまでひどい汚れになると、タッパーの中でシェイクしたくらいでは落ちなかったようです。

ただ、GOTAL チェーンディグリーザーの素の為にフォローしておきますと、この後、こびりついた汚れに AZ のチェーンディグリーザーを吹き付けてブラシでゴシゴシ物理攻撃を加えてみましたが、それでもこの汚れは落ちませんでした・・・汗

マイナスドライバーの先端でガリガリ引っ掻いてようやく落ちるレベルでしたので、GOTAL チェーンディグリーザーの素の洗浄力で太刀打ちできないというよりは、通常の洗浄では太刀打ちできないひどい汚れだったようです。

ここまで汚れがひどくなるまで放置するなや、という話ですね・汗

それでも、今回の洗浄で(チェーンのリンク付近にひどい汚れが残った状態でも)かなーりチェーンの回転は軽くなりました。

今までどんだけひどかったんだよ、という話ですね・・・。

この日すぐにチェーンを発注したことは言うまでもありません。
もうちょい頻繁にチェーン洗浄しないといけませんね。

ただ、今回の結果を見ても、GOTAL チェーンディグリーザーの素の高い洗浄力は再確認することができました。

ここまでずぼらな運用(放置プレイ)をしない限りは、チェーンをぴかぴかにすることができるかと思います。

 

コメント

  1. takukarin より:

    毎回楽しみに拝見しております。以前の記事を見て早速「チェーンディグリーザーの素」を購入し試してみました。洗浄力は期待通りなのですが、気になっていたのが、洗浄後乾燥が不十分だとピン分を中心にわずかに錆が浮くことです。当方キレイ好きなのでチェーンを錆びさせたことは一度もありまでん。乾燥の影響ではなく製品の成分の影響かもと疑問に思ってました。因みに暫く使用していた「グーキンアルファ」ではこんなことはありませんでした。息子さんの洗浄後の錆を見てあれ?と思いました。ひょっとしたら酸やアルカリの関係で錆を誘発すとか?ご自身のロードバイクでは思い当たる節はありませんか?

  2. おとーさん より:

    >takukarinさん
    なるほど、そんなことがあったのですね。
    息子くんのチェーンに使ったのは今回が初だったのと、雨の中通学を繰り返していて、錆も昨日今日のレベルではなかったので、今回の錆はディグリーザーが原因ではないと思います。
    ただ、以前別のディグリーザーで徹底洗浄した後、半日乾燥のために吊り下げていたら小さな錆が浮いたことはありました。
    完全な脱脂がされた状況だと、油分も皮膜もないわけで、錆が浮きやすいとかですかね?

  3. より:

    自分はチェーンはミッシングリンクを使っているので、パークツールのチェーンクリーナーに灯油を入れ
    回しながら洗浄後に、一旦外して…針金で吊るしてながら、キッチン用・ハンディーGASトーチで灯油を
    揮発させてから、取り付けて、ベルハンマーのスプレーか、オメガ57のスプレーを添付して居ます。
    特にオメガ57は、平らな鉄板に山盛りに吹き付けて、ハンマーでバチンと叩いても飛び散らず…すこし
    広がるだけの、ビックリな挙動を示します。 まったく飛び散りません。
    YouTubeにオメガ57の映像がupされていて驚き、それからずっとユーザーになりました。
    また、凄いのはオメガ77?だったか?、1200度以上の耐熱性の有るグリスもあって、ランエボとか、
    インプレッサなど、turboのタービン軸受け使用 rally車の指定になっていたみたいです。(^-^)/

  4. ズボラ老爺 より:

    ♪今年の汚れ今年のうちに(^^♪ 並みの汚れにはマジックリンでしょう・・・
    酷い油汚れでもタッパに入れてたっぷり吹き付けて一晩漬けこめばピッカピカ!
    チェーンだけでなくスプロケットにも使える技?ですので簡単便利なのですが
    油汚れだけでなく風呂場のこびりついた垢洗浄にも使えるのでいかがでしょう?

タイトルとURLをコピーしました