SRAMシフターの電池を交換する

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危うく騙されるところでした・・・。

SRAM eTap AXS のバッテリーはディスクブレーキとリムブレーキでは交換方法が違うので要注意

基本的にライドの前にはバッテリーの状態をチェックするようにしています。
私が使っているコンポーネントは SRAM eTap AXS。

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ライド前にはスマホにインストールした SRAM のアプリを接続すると、左右シフター、フロント・リアのディレイラーそれぞれのバッテリー状態をチェックすることができます。

また、パワーメーターは SPEEDPLAYを使っているのですが、こちらもWahoo のスマホアプリからバッテリーチェックが可能。

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手間っちゃ手間ではありますが、ものの数分でチェックできるものですので、基本的にライド前には確認するようにしています。

ただ、これが結構アテにならないもので。

購入から約2年、遂にバッテリー残量警告が発生

この日も事前にチェックしたところ、SRAM のコンポについては全て100%満充電!との表示。
ディレイラーについては、前回のライド後に充電したばかりなのでその通りなのですが、シフターのバッテリーについては、購入から一度も交換せず、気づけば2年近く経過していますので、そろそろ交換時期だよなー、と思っていました。

なのですが、アプリは「満充電だよ!」と毎回教えてくれます。
ほんまかいな。

で、先日ライドに出かけたところ、ライド後10分ほど経過したところで、ガーミンのサイコンが「右のシフターのバッテリー残量が少ないよ」と通知してくれました。

で、その数秒後には「左のシフターのバッテリー残量が少ないよ」と通知が来ます。

あー、さすがにそろそろ交換時期か、ということで、帰宅したら交換しようと思ったわけですが、帰宅後にアプリでバッテリー残量を確認すると、満充電表示のまま。

うーん・・・。

冬場だから、寒い屋外に出ると電圧低下で警告が出る、みたいなやつかな、ということでいったん放置。

次回ライド前に確認するもやはり満充電なのでそのままライドに出たのですが、やはりライド中にシフターのバッテリー残量警告が。

でも、帰宅して確認するとやはり満充電表示・・・。

基本的にシフターのバッテリーは CR2032のボタン電池ということもあり、常にツールボックスの中には予備を入れているので、万が一ライド中にバッテリー切れになっても困ることはないのですが、気になりますよね。

えーい、アテにならんわい!ということで、先日交換することに。

SRAM Force eTap AXS (リムブレーキモデル)シフターの電池交換を実施

ということで、電池交換を行います。

先日のブラックフライデーセールで少し安く購入しておいた CR2032 電池を用意します。

うろ覚えの記憶では、SRAM のシフターのボタン電池ケースはコインで開けることができたよな、ということで10円玉を用意して、ブラケットカバーをめくってみます。

ちゃうやんけ・・・。

+ドライバーが必要ですね。

あれ?

ということでマニュアルを確認してみることに。

はい、コインで開けられるよ、と説明されています。

が、よく見てみると「HRDレバー」との注意書きがありますね。

で、ページをめくっていくと、ありました。

メカニカルブレーキレバー(リムブレーキ)の場合は、ネジで三箇所止めているようですね・・・。

これは勘違いしていました。

いちおう+ドライバー用ビットもツールケースの中には入れているので出先でバッテリー切れになっても対応できていたとは思いますが、想定と違っていたことから、出先で作業していたらちょっと混乱していたことでしょう・・・。

やはり自分のコンポについては、正確な知識を入れておかないとダメですねー。油圧ディスク用の説明だけ確認して、コインで蓋を開けられると思い込んでいました。

気を取り直して、電池を交換してみます。

ネジは三箇所ありますから、まずはブラケットの先端側をめくります。

こちらのネジを外します。

めくったブラケットカバーを元に戻してから、ブラケット後ろ側のフードをめくります。

この二箇所のネジを外すと、電池の蓋を外すことができます。

こちらですね。

ブラケットのカバーは全部まくりあげなくても、この程度まくるだけでも十分作業は可能でした。

この状態で電池を引き抜いて新品に交換。

電池蓋をフードの中に滑り込ませます。

するっと蓋を被せることができるので、作業自体はものの数分で完了。

あとはネジを締めて完了。

念の為シフトチェンジを左右チェックして問題ないことを確認。

これでまた2年くらいは電池交換は不要になりました。

最近は一通りのメンテナンスもできるようになってきてちょっと油断していましたが、改めてコンポーネントに関する正しい知識の再確認を実施しておこうかな、と思いました。

 

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