油断大敵。
花粉の飛散もピークを過ぎ、花粉症の薬も飲まず紫外線対策として buff で口元を覆うだけで気持ちよく走れるようになった、そんなある日の出来事。
四月なのに最高気温は25度近くまで上がるとのことで、半袖ジャージで走っていました。
その日は午後に色々と片付けたい用事があったので、午前中限定ということで尾根幹往復50kmのライドに出かけました。
多摩川サイクリングロードを気持ちよく走り、尾根幹に到着。最初の長くてゆったり目の坂を登り切ったところで赤信号につかまります。
サイコンの心拍計を見ると徐々に心拍は収まってきたのですが、やけに息苦しくなってきました。
心拍は落ちてきて入るのに、やけに胸が苦しい。
なんとなく意識がすっ、と飛びそうな感じで、動悸なのか目眩なのかよくわかりませんが、明らかに何かがおかしいことに気づきました。
信号は青に変わりましたが、そのまま走るのはあぶない気がしたので歩道の中に入って一時停止。
以前尾根幹走行中に体調がすぐれないことに気づいてUターン、帰宅してみたらインフルエンザを発症していたという事件がありましたので、今回も何か体調不良か?と、少し嫌な予感。
冷静に症状を確認。
- 息苦しい。
- 心拍は落ちてきていて110前後なのに、動悸のような胸のドキドキ感がある。
- 少し目眩がする。
なんとなく喉を絞められているような息苦しさを感じるので、ヘルメットのベルトを締め過ぎている?と喉に手をやるも、ベルトはゆるゆるで喉に当たってすらいません。
喉元には、ジャージが当たっているだけです。
ジャージ、やけにぴっちりしてない?
不自然なほど、ジャージが喉元にぴっちり張り付いています。
昨年は何度も着ていたジャージなので、今更洗濯で縮んだはずもなく。
喉元まで上げていたファスナーを引きおろすと、一気に苦しさも解消。
あっ。
バックポケットに入れたスマホケースの重みでジャージが引っ張られて、喉を締め付けていたことに、ここにきてようやく気づきました。
なにその、間抜けっぷり。。。
ファスナーを下ろしてしばらくすると、息苦しさとともに胸の動悸も目眩も嘘のように消えて行きました。
えっと。。。
純粋に喉絞められて苦しかっただけってことですか。
この後は快調に尾根幹往復走ってきました。
ジャージのバックポケットを冬に解禁していたことが原因
もともとジャージのバックポケットに物を入れるのは好きではありませんでした。
うだうだ書くと長くなるので、箇条書きでこれまでの経緯を振り返ってみます。
- 私がサイクルジャージを使い始めたのが昨年の夏
- 夏用のジャージは生地が薄い。重いものをバックポケットに入れると引っ張られ感が強くてそれが不快
- フロントバッグやバックパックに物を入れるように
- ジャージのバックポケットは、自転車を降りた際に一時的に物を入れるだけ
- 冬になると、冬用のジャージを購入
- 冬用のジャージは生地が厚いので、バックポケットにものを入れても、引っ張られ感が少ないことに気づく
- 尾根幹往復のようなショートライドなら、わざわざバックパック背負うまでもないと思い始める
- そんな矢先に、バイシクルクラブ4月号の付録、バックポケットポーチが素晴らしいというブログに触発されて購入
- 使ってみると、あら便利
- 夏用の半袖ジャージでも使ってみるべ
- 首を絞められる ←今ココ
なんか、間抜けですね。。。
今日の持ち物はこちら。
スマホ2台入ってますからね。。。
そりゃ、引っ張られ感も強いわけで。
ジャージのファスナーを一番上まで上げなければ良かったのですが、首元までじじっ、と上げると「さ、これから走るぞ!!」とテンション上げられるので好きなんですよね。。。
私が持っている半袖ジャージが、ストレッチ感がまったくない生地だったことも手伝って、今日のよく分からん事件が起きたのでした。
(結論)バックポケットポーチに詰めすぎると首を絞められるので気をつけて下さい。
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