【製品レビュー】アピデュラレーシングトップチューブバッグ

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ロードバイクに乗っていると、その時々で自分なりの「流行り」があったりします。
毎年変わることなく使い続けるものもあれば、ある時期はずっと使い続けるのに、ある時からぱたっ、と使わなくなったり。

そんな流行り廃りのあるものの筆頭がトップチューブバックだったりします。

補給食を入れるのに最適な為、めっちゃ便利に使う時期があるかと思えば、ある日ふと「ちょっと見た目がな」と思い立って半年くらい外したり。

でもまたある日ふと「便利だしまた使ってみるか」と取り付けると、そのまま半年使い続けたり。

自分でもこの感覚は「何なんだろ?」と思ったりします。

今回は、そんなトップチューブバックを新しい製品に買い替えた、というお話になります。

■ アピデュラレーシングトップチューブバックを購入

 

1. 今まで使っていたトップチューブバック

今まで使っていたのはドイターのエナジーバック。

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もう定番中の定番ですよね。
容量は0.5Lということで、トップチューブバックとしては標準的な容量となっていますが、細身な形状ということもあり、ライド中に膝に当たりにくく、「迷ったらこれ買っておけば良いよ」と言われる代表格となっています。

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気がつけば5年以上使い続けていました。

はっきり言って不満らしい不満もない、良い製品だと思います。

補給食をたっぷり入れることができます。

補給食なんて、バックポケットに入れておけば良いのでは?と思う方も多いかもしれませんが、トップチューブバックがあると、信号待ちの間に一口ぱくっと齧り、開封された食べかけの補給食をそのままトップチューブバックに戻して青信号で走り出す、みたいなことがスムーズにできたりするんですよね。

私の走り方として、時間制限のあるブルベのような乗り方はしていませんので、「いったん止まってから食べれば?」という話ではあるのですが、わざわざ停車するほどではないけど、ちょいちょい補給しておいた方がライド後半が楽、みたいなことって結構ありまして。

お行儀が悪いのですが、もぐもぐしながら走るのも、とても「効率的」で好きだったりします。

 

2. 買い替えた理由

ドイターのエナジーバックもまだまだ使える状態ではあるのですが、ちょっとくたびれて型崩れが起きてきたのと、あとはシンプルに「飽きた」からです。

そろそろ新しいものも試してみたいな、と。

理由なんて、所詮そんなもんです・・・。

ちなみに、買い替えにあたっては各社製品をあれやこれやと比較してみました。
良さそうな製品がかなりあって迷ったのですが、現在愛用しているサドルバッグがかなーーーーーーりお気に入りということもあり、同じアピデュラの製品で揃えてみることにしました。

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3. アピデュラレーシングトップチューブバックの外観

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こちらのトップチューブバック、公式サイトでは容量は0.5Lとなっていますが、国内のショップによっては0.7Lとなっているところもあります。

 

 

ドイター アピデュラ
縦幅 19cm 17cm
高さ 9cm 10cm
厚み 4.0cm 4.5cm
重量 70g 75g
容量 0.5L 0.5L

 

 

ドイターが「厚みが薄くほっそりタイプ」なのに対して、アピデュラは「縦に高くずんぐりタイプ」となっています。
その分、縦幅が短くなっていますので、ドイター以上に膝に当たりにくい仕様となっています。

 

4. アピデュラレーシングトップチューブバックの使い勝手

実際の使い勝手ですが、よくあるファスナータイプではなく、「がばっ」と蓋を被せるタイプとなっています。

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こちらが上から見た状態。

ここから蓋を開けるとこんな感じに。

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がばっ、と開くタイプですね。

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蓋を閉じた時にはマグネットフックで固定するようになっています。
プラスチック部品を凹みにひっかける形となっていますが、固定力はマグネットの力のみ。

とはいえ、そのまま上に引き上げようとするとプラスチックパーツが引っかかりますので、簡単に蓋が開くことはありません。
いったん外側に引っ張ってマグネットの固定を外してから上に引き上げて開くようになっています。

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生地が戻ろうとする力で、手を離すと蓋は自然と閉まるようになっています。
ただ、蓋を閉じる時に四隅で引っかかって綺麗に閉じないことがありますので、蓋を開ける時よりは、蓋を閉める時の方が注意を払う必要があります。

ま、雑に扱っても何となく蓋は被さりますので、中の物が落ちることはないと思いますが、段差で衝撃が加わるとこぼれ落ちそうな気はしますので、きちんと蓋を閉じるのが良いと思います。

 

  • 開けるのはアピデュラの方が確実に「楽」。信号待ちで中の物を取り出す、みたいなシチュエーションではアピデュラの方がストレスフリー
  • 蓋を確実に被せるにはコツが必要になりますので、ファスナータイプの方が確実性が高いと感じる人はいそう。ただし、ファスナータイプは片手だと生地がよれてうまく閉められないものもありますが、アピデュラは慣れてしまえば片手でも問題なく閉めることができます


どちらが良いというよりは、かなり性格の異なる製品になりますので、この辺りは好き嫌いがはっきり分かれそうですね。

使い始めてから気がつけばライドに10回程度は連れ出していますが、慣れてくると片手で開閉できるのは楽だな、と感じ始めています。

アピデュラレーシングサドルパックについては、今までライド中に他の人が使っているのを見かけたことがないのですが、トップチューブバックについては、そこそこ利用者もいるようで、すでに何度も見かけています。

ハマる人にはハマる、使い勝手の良い製品だと思います。

 

 

 

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