世の中すっかり生成AIブームになりましたね。
以前、ブロックチェーンの時にも一大ブームが巻き起こりましたが、何だかんだと落ち着きを見せて来ました。
そもそもブロックチェーンはかなりニッチな要素技術だったわけですが、よく分かっていないメディアやバズワード化させてビジネスにつなげようという一部業界が煽り立ててしまい、ちょっと面倒くさい狂騒になっていました。
それに対して、今回の生成AIは汎用性の高い技術ということで、早速実用にも活かされ始めており、しばらくはブームが続きそうな雰囲気。
ちょっとレビューとか書かせてみたらどうなるかな?ということで、試してみました。
なお、「そもそも生成形AIって何?」とか、「AIにはどんな種類があるの?」みたいなことを書き出すと、それだけで記事を終わってしまうのと、本ブログの趣旨に沿わないということもありますので、今回はメジャーなところで「Bard」と、つい最近日本国内でも利用開始が可能となった「SGE – Search Generative Experience」を使ってみました。
■ 生成形のAIはブロガーを駆逐するのか!? AIにロードバイクのレビュー記事を書いてもらった
1. CHERUBIM Stickyをレビューしてください
まずはケルビムスティッキーのレビュー記事から。
AIだけに仕事をさせるわけにはいきませんので、私がまとめたレビュー記事もご覧頂ければ幸いです。
さて、どこまで核心に迫ったレビューができるのか?
まずはコンパクトに、SGEから。
CHERUBIM Sticky は、細いダウンチューブが特徴的なクロモリフレームのロードバイクです。このフレームには、わずかなしなりがあり、高いトラクション性、振動吸収性、走行性能を実現しています。
Sticky は、ダンシングだけでなく、シッティングでもバネ感を感じることができます。ペダリングとフレームのしなりを合わせてギッコンバッタンするような感覚で、漕ぐのが楽しいと評されています。Sticky は、ペダルなどの付属パーツを除いた状態で 7.94kg と、カーボンフレーム完成車に負けないくらいの重量です。Sticky は、細身のチュービングが特徴ですが、体格の大きいオーナーのためにダウンチューブをオーバーサイズに変更してカスタムオーダーすることもできます。
お。コンパクトにまとめられ、十分に特徴は掴めているのではないでしょうか。
ただ、「フレームのしなりを合わせてギッコンバッタン」は、ちょっと極端な気がしますね・・・。
ケルビムスティッキーは1インチと細身なパイプを使っていますが、乗り手に合わせてきちんと設計すれば、十分な剛性が確保されますので、ここまで極端な「しなり」は生まれません。
ちょっと過剰な表現を拾い上げて来たか、サイズに合っていないレビュー記事や、重量級のローディーのインプレ、もしくは他の1インチフレームのインプレを拾ってきた可能性がありそうです。(確かに、他社で細身のパイプの特徴を前面に押し出したフレームでは、ギッコンバッタン形のものがあるのも事実ですから)
続いて Bard。
ケルビム スティッキーは、乗り心地の良さを追求したロードバイクです。特徴は、ダウンチューブとトップチューブに細身の1インチチューブを採用していること、シートステーにベンドした細身のチューブを採用していること、乗り心地の良さを重視したフレーム設計であることです。
ダウンチューブとトップチューブの細身化により、フレームのしなり感やバネ感を高め、路面からの振動を吸収しやすくしています。また、シートステーのベンド形状により、シートポストの振動を効果的に抑制しています。これらの特徴により、舗装路での長距離ライドや、悪路での走行など、さまざまなシーンで快適な乗り心地を実現しています。実際に乗ってみた感想としては、以下の通りです。
- ダウンチューブの細さは驚くほどで、踏み込みの反応が軽快。シートステーのベンドも効果的で、乗り心地は抜群
- 舗装路はもちろん、未舗装路でも振動が少なく、疲れにくい
- フレームの軽さも魅力で、ヒルクライムでも軽快に登れる
総合的に見て、ケルビム スティッキーは、乗り心地の良さを追求したロードバイクとして、非常によくまとまったモデルだと思います。軽快な走行感と、長距離ライドでも疲れにくい乗り心地を求める方におすすめです。以下に、ケルビム スティッキーのメリットとデメリットをまとめます。メリット
- 乗り心地の良さ
- 軽量性
- 剛性
- デザイン
デメリット
- 価格
ケルビム スティッキーは、高品質なフレームとパーツを採用しているため、価格は比較的高めです。しかし、乗り心地の良さと性能を考えると、十分に価格に見合ったモデルだと思います。
おおー。
ここは、歴史もあり、学習データも十分に積み重ねて来た Bard の圧勝ですね。
SGEはgoogle検索に、プラスアルファでAIが解答してくれる、といった位置付けがありますので、コンパトに要点を知りたい場合には便利ですが、しっかりした文章を書かせ場合にはBardが適しています。
2. ロードバイクで使う耳を塞がないイヤホンのおすすめを教えてください
次はちょっとひねった質問をしてみました。
ロードバイクで音楽を聴くことに対しては反対意見の人がいるのも理解していますが、適切な利用を心がければリスクは限りなくゼロにできると考えています。
ママチャリで AirPods Pro で走るのは、言語道断だと思いますけどね・・・。
私自身、NO MUSIC, NO LIFE な人間ですから、色々とイヤホンを使ってきました。
それぞれに特徴があるため、現在は3つのイヤホンを使い分けています。
今回の質問は要素が多かったこともあり、SGEは解答をギブアップ。
Bard はきちんと答えてくれました。
ロードバイクで使う耳を塞がないイヤホンのおすすめは、骨伝導イヤホンです。骨伝導イヤホンは、骨に振動を伝えることで音を伝えるため、耳を塞がずに音楽を楽しむことができます。そのため、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことができ、安全性を高めることができます。
骨伝導イヤホンのおすすめは、以下の3つです。
•AfterShokz Aeropex•AfterShokz Titanium•Jabra Elite 7 Active
AfterShokz Aeropexは、骨伝導イヤホンの人気モデルです。IP67の防水性能を備えており、汗や雨に強いのが特徴です。また、最大8時間の連続再生が可能で、長時間の使用にも対応しています。
AfterShokz Titaniumは、AfterShokz Aeropexの軽量版です。本体重量は26gと、骨伝導イヤホンの中では最軽量クラスです。また、IP67の防水性能を備えており、汗や雨に強いのも特徴です。
Jabra Elite 7 Activeは、骨伝導イヤホンと耳掛け型イヤホンの両方の機能を備えたハイブリッド型イヤホンです。骨伝導イヤホン部分で周囲の音を聞きながら、耳掛け型イヤホン部分で音楽を楽しむことができます。また、IP57の防水性能を備えており、汗や雨に強いのも特徴です。
これらのイヤホンは、いずれも音質や機能性に優れており、ロードバイクでの使用に適しています。ご自身の用途や予算に合わせて、最適なモデルを選んでみてください。
なお、ロードバイクで骨伝導イヤホンを使用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 音量を上げすぎないように注意する。音量を上げすぎると、周囲の音が聞こえなくなり、安全性が低下する。
- 長時間使用しない。骨伝導イヤホンは、耳を塞がないため、長時間使用すると耳が疲れやすくなる。
これらの点に注意して、安全に骨伝導イヤホンを使用してください。
ロードバイクで使うイヤホンは、骨伝導イヤホンがその座を占有してきた時期が長かったのですが、ここ数年で次々に発売されている「耳を塞がないイヤホン」については、まだ Bard は認識できていなさそうな雰囲気です。
ロードバイクといえば SHOKZ という点はポイントを押さえられていると思いますが、最高峰の OPENRUN PRO もスルーされていますね。
しかも、今回は致命的な間違いも混入してしまいました。
重量は、Aeropex が26gで、Titanium は36gになりますので、「Titanium は Aeropex の軽量版」という説明自体が大きな間違いとなっています。
また、Jabra Elite 7 Activeについては、インドアトレーニングで使う分には良いイヤホンだと思いますが、アウトドアで耳を塞ぐ使い方、特にロードバイクにおいては決しておすすめすべきイヤホンではないと考えています。
屋外利用の為のヒアスルー機能だという点は理解していますが、風切り音が大きく発生するロードバイクにおいては、ヒアスルー機能を使って環境音を拾うのではなく、そもそも耳を塞がずに環境音を自然に取り込むタイプでないと、実用にはそぐわないと考えています。
そもそも「ロードバイクで使うイヤホン」という、若干ニッチな領域での質問をしたこともあり、ハードルは高いよな、と考えてはいたのですが、ちょっと「考えの浅い」フィードバックが返ってきましたね。
ただ、おすすめのイヤホンを聞いているのに、最後に使用上の注意をコメントしている点はとても好感が持てました。
3. sram etap axs と shimano di2 の比較レビューを行なってください
お次も侃侃諤諤の議論が期待される比較記事。
Sram と Shimano のガチンコ対決です。
SRAM eTap AXS と Shimano Di2 は、どちらも電動シフトシステムの最高峰であり、数多くのメリットを提供します。
▪️変速の精度両者の変速精度は非常に高く、スムーズで確実な変速を実現します。特にシマノ Di2 は、フロント変速の精度が特に優れていると言われています。▪️変速の速度
eTap AXS は、Di2 よりも変速速度が速いという評価があります。特にリア変速は、eTap AXS が圧倒的に速いと言われています。▪️操作性
eTap AXS は、Di2 よりもシンプルな操作性という評価があります。eTap AXS は、左右のシフトレバーですべての変速操作が行えます。一方、Di2 は、フロント変速は右手、リア変速は左手で操作する必要があります。▪️バッテリー寿命
Di2 のバッテリー寿命は、eTap AXS よりも長いという評価があります。Di2 は、1回の充電で約2,000kmの走行が可能とされています。一方、eTap AXS は、1回の充電で約1,500kmの走行が可能とされています。▪️価格
eTap AXS は、Di2 よりも価格が高いという評価があります。eTap AXS の価格は、Di2 の価格よりも約10%程度高いと言われています。▪️まとめ
どちらのシステムも優れた性能を備えていますが、以下の表に示すように、それぞれの特徴やメリット・デメリットが異なります。
項目 SRAM eTap AXS Shimano Di2 変速の精度 同等 フロント変速:Di2優位 変速の速度 eTap AXS 優位 リア変速:eTap AXS 圧倒的優位 操作性 eTap AXS 優位 Di2 複雑 バッテリー寿命 Di2優位 eTap AXS 劣位 価格 eTap AXS 劣位 Di2優位 おすすめのユーザー
- 変速の精度と速度を重視するユーザー
- シンプルな操作性を好むユーザー
- 価格を抑えたいユーザー
おすすめのシーン
- レースやトレーニングなど、パフォーマンスを重視するシーン
- 街乗りやロングライドなど、快適なライドを重視するシーン
どちらのシステムを選ぶかは、ユーザーの好みや用途によって異なります。ご自身のニーズや予算に合わせて、最適なシステムを選んでみてください。
変速の速度は、同等か若干Di2 の方が優位というイメージでいましたが、eTap AXS 推しのレビュー記事が思いのほか多いのでしょうか。
どうしても、総花的、表層的な比較記事になってしまってはいますが、最初にポイントを押さえるという意味ではよくまとまっているかもしれませんね。
どうでしょうか?
SGEの日本国内での利用開始が発表された記事を読んで、思いつきでまとめてみたのですが想像していた以上に興味深い結果になったな、と感じています。
結局はネット上に溢れる記事を学習してまとめてくれる内容になりますので、どうしても総花的な内容になりがちではありますが、そうなると、「総花的なレビュー、比較記事を並べているだけのブログサイト」は、生成形AIに駆逐されていくのか、AIの学習用データとしてむしろ重宝されて共存していくのか、今後の動向が気になりますね。
コメント
AIアナウンサーのラジオ番組を聞いていると抑揚が独特なので面白いですが
まさかこのブログ記事もAIが書いているのでは・・・このコメントも・・・。
そんな事が出来てしまうかもしれない・・・ビッグデーターを元に条件さえ
変更すれば複数のバリエーションも可能なのでビッグモーターだって・・・。
>老爺さん
あわよくば!とか思いましたが、まだまだAI任せにはできませんでした^_^