ロードバイクのメンテナンスって、ついつい「まだ平気だよねー」と先延ばしにしがちなんですよね・・・。
リムブレーキのブレーキシュー。
そろそろ交換時期だよねー、とブレーキシューは先に購入していたのですが、ついつい億劫で先延ばしにしていたのですが、先日ようやく交換しました。
ブレーキシューの交換って、こんなに面倒くさかったっけか・・・?
CHERUBIM Sticky のブレーキシューを交換する(SRAM eTap AXS リムブレーキ)
SRAM eTap AXS (リムブレーキ)のブレーキシューは FLASH PRO
何となくブレーキシューは毎回SWISS STOP を使ってます。
世間的にも評判良いわけですが、自分的にもまったく不満ないので他に変えてみようかなとか、あまり思わないんですよね。
チューブレスレディタイヤなんかだと、ついつい目移りしてあれやこれやと試してしまうのですが、ブレーキシューに関してはあまり他社製品は気になりません。

実は各社特徴があったりして、試してみると面白いのかもしれませんが。
さておき。
いつもSWISS STOP のブレーキシューを交換しようとする度に、「あれ? レースプロだっけ? フラッシュプロだっけ?」と確認してしまうんですよね。
- レースプロオリジナルブラック:カンパニョーロ用
- フラッシュプロオリジナルブラック:シマノ/スラム用
私はスラムですので、フラッシュプロです。いい加減覚えないとですね。
ブレーキシューの交換時期
ブレーキシューの交換時期についてですが、シューに刻まれている溝がなくなったり浅くなったら交換時期です。
で、こればかりは人によって全く違うんですよね。
体重が重めのローディーであれば溝は早くなくなりますし、軽量級であれば摩耗は少なくなります。坂道が多いコースを沢山走れば溝はなくなり易くなりますし、フラットばかり走っていれば摩耗は少なくなるわけで、走り方やローディーの属性によってかなーり差が出ます。
その為、何km走ったとか、何ヶ月経ったからとか、あまり人のデータは参考にならなかったりします。
ちなみに私のブレーキシューですが、溝がなくなる一歩手前でした。
ぼちぼち交換時期だよね、とは思っていましたが案の定ですね。
私は軽量級ローディーですが、アップダウンのあるコースは大好きなので、行って来いで平均的な摩耗スピードといったところでしょうか?
で、手にとってぐにぐにしてみると、めっちゃ「硬く」なってました。新品のブレーキシューと比べるとその差は歴然。
どちらかというと、溝がなくなるよりも、シューが硬くなってくると、ブレーキの効きが悪くなる印象です。
想定外の事態が発生
で、ここからが想定外の話になります。
過去2台のロードバイクでは、ブレーキシューの交換はあまり時間かからずにできました。
最初こそホイールを外して交換していたりしましたが、慣れてきたらホイール取り付けたままでも特に問題なくシュー交換できていたのですが、CHERUBIM Sticky はそうもいかず。
フロントのシュー交換の際に、ブレーキシューがフロントフォークに干渉してしまいました。
これは Sticky というよりも、フロントフォークの形状次第なんでしょうね。
過去に乗っていたバイク(フォーク)では、この辺りのクリアランスは十分に取れていたようで。
ちょっと想定外でしたが、フロントのキャリパーブレーキを外さないとブレーキシューが交換できないことが判明。
一度外すと戻した時に位置調整もしないといけないので、面倒なんですよねー・・・。
割り切ってブレーキごと外してシュー交換してみるのですが、ブレーキシューがここから先は手で押しても硬くて押し込めません・・・。
これまた、シマノのコンポ(105とアルテグラ)では、フラッシュプロのブレーキシューは手で最後まで押し込むことができたのですが、スラムは硬かったです。もしかして真冬だから?
何とか力技で押し込みましたが、ホイールを装着しようとしたところでまた問題が。
入らない・汗
ブレーキシューが新品で厚みが出たからですかね・・・。
もともとは25mmのタイヤ幅に合わせてセットアップを行い、途中でタイヤを28mmに変更したのですが、その際には問題なかったので「いけるだろう」と思っていたのですが、シューが新品になるとダメでしたねー。(そりゃそうか)
ということで、何から何まで再セットアップが必要になってしまい、想定外に時間がかかってしまいました。
もともとは「明日のライド前にちゃちゃっと交換すれば良いか」と思っていたのですが、重い腰を上げてライド前日に交換作業実施してよかったです。
ブレーキシューを交換すると明らかに効きは改善する
正直、溝の有無そのものがブレーキの効きを左右するというよりは、溝はシュー表面についた雨水を排水する為だったりします。
ですが、一方で「硬くなったブレーキシュー」を新品に交換すると、明らかにブレーキの効きは良くなります。
新品に買える前と後、スタンド台の上で手でホイールを回してブレーキをかけるとよく分かるのですが、新品のブレーキシューだと、「きゅっ」とホイールのリム表面に吸い付くような抵抗を感じることができますが、経年劣化して硬くなったブレーキシューだと「すすすっ」とリム表面を滑る感じがあります。
長距離乗るローディーで、数ヶ月毎にシューを交換するような人であれば関係ないでしょうが、私のようにブレーキシューの交換は1年以上行わないローディーだと、明らかに違いを実感できますね。
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