少し前から話題には出ていましたが、この度正式にスラムからリコールが発表されました。
リコール対象となるのは、2023年7月1日以前に製造された12段変速のeTap AXS Red、Force、Rival、Apexのシフトブレーキレバー。

1つだけ紛らわしいのが、「自転車販売店によって取り付けられたものではなく、コンポーネント単体でお店から購入したもの」が対象となっている点です。

私のように、コンポ単体で購入して、プロショップで組み付けてもらった場合は、どっちなの?





■ SRAM  eTap AXS シフトブレーキレバーがリコール対象に



1. リコールの内容について

まずはリコールの内容について。


  • ブレーキレバー・フード内のクランプボルトに欠陥がある為、固定ボルトを締めてもレバーが回転する場合がある
  • シフトレバーがハンドルバーに適切に締め付けられていない場合、自転車を操縦しようとしたり、段差を乗り越えたりする際に、レバーが滑ったり動いたりする可能性がある
  • 消費者は直ちにリコール対象のSRAMシフトブレーキレバーの使用を中止し、レバーの締め付けを点検すること
  • 動きがある場合は、トルクレンチを使ってクランプボルトを6ニュートンメートルまで締め付けること

SRAM公式からのリコール情報はこちら

ただ、非常に残念でならない点として、日本国内の代理店からはブログ記事執筆時点においては何らアナウンスがされていません


ほんと、もうちょいマシな代理店に変わってもらえないですかね・・・。



2. 確認方法

公式サイトに記載されていますが、確認方法と対処方法は以下の通り。


対象となるのは、自転車販売店によって新車に取り付けられていないSRAM eTap AXS RED、Force、Rival、Apexの全12速シフトブレーキレバーです。
シフト・ブレーキ・レバーの取り付けは、シフト・レバー本体に軽く力を加え、自転車のハンドルバーの中心に向かって押して、締め付けを確認してください。軽く力を入れたときにシフトブレーキレバーが回転したり、滑ったりする場合は、レバー本体のクランプボルトをトルクレンチで5mmの六角レンチで6ニュートンメートルまで締め付ける。軽く力を加えてもシフトブレーキレバーが回転したり、滑ったりしない場合は、それ以上の処置は必要ありません。
レバーは以下の手順で増し締めしてください:
  1. ゴム製フードカバーを巻き戻し、レバー本体固定ナットを露出させます。
  2. 2. 5mmの六角レンチまたはソケットビットを使用し、固定ナットを2回転分緩めます。ナットに届くようにするには、ゴム製カバーの前部を後ろに引いて、レンチをカバーの下に差し込む必要があるかもしれません。
  3. トルクレンチを使って、固定ナットを6N-mで締め付けます。
  4. ステップ2と3をさらに2回繰り返します。
  5.  固定ナットを 3 回転緩め、レバーをハンド ルバーの希望の位置に調整し、固定 ナットを 6N-mで締め付けます。フードカバーをレバー本体に取り付けます。
  6. 上記の手順を行ってもシフト・ブレーキ・レバーがしっかりと固定されない場合は、SRAM正規販売店までお越しください。

しっかり固定できる場合は問題ないので、その点確認してね、ということですね。



3. 私の個体について(Force eTap AXS)

で、我が家の個体についてどうなのか?という話なのですが。
判断が難しいです・汗

  • まず、我が家の Force eTap AXS はアフターマーケットで購入したコンポになりますので、基本的には今回のリコール対象に該当します
  • 他方、「自転車販売店で取り付けられたものは対象外」という基準に、該当するかが悩ましいところ

例えば、SRAMを完成車に取り付けて販売しているようなショップの場合は、基本的に「該当しないケース」になると思いますが、持ち込まれたパーツをショップで組みつけてもらった私のようなケースの場合は、今回のリコール対象に該当しそうな気がします。

で、我が家の場合はどうだったかというと。
実は納車直後のライド、10%超の峠の下り坂で段差を超えた際にブラケットがぐりん、とずれました。






実はこれこそリコールで指摘された症状なのでは・・・?

ワンバイエスのカーボンハンドルとの相性問題(取り付け角度が送り気味の場所でないときっちり固定できない)があるのも事実だった為、これがリコールに該当する症状だったのか、やはりハンドルとの相性問題だったのか、真相は闇の中・・・。


その後どうなったかというと、先日ハンドルを交換し、その後微調整を実施している為、結果的にSRAM公式にあるように「固定ナットを複数回締める・緩めるを繰り返した後でしっかり固定する」作業を実施済みだったりします。

ハンドルがカーボン製ということもあり、現在は 4N-m程度のトルクでブラケットを固定していますが、それでもシフトレバーはびくともしない位きっちり固定されています。


ということで、私の想像ですが、

  • 我が家の個体もリコール対象だった
  • 指摘されているような不具合事象があった
  • そうとは気づかずにSRAM公式の対処方法を行った結果、何の問題もなく固定できるようになった

といったところが真相かな、と思っています。


日本国内では、そもそもSRAMユーザーが多くないことに加えて、完成車付属ではない形でバラ完するようなローディーは多くないでしょうから、あまり話題になることもなかったのでしょうね。

実は私は数少ない被害者だった可能性もあるので、もっと声高にリスクを喧伝できていたのかも・・・。
ま、結果オーライですかね。